2010年01月30日
絆

好天に恵まれた一日であり、ちょっと遠出をして鞆の浦まで足を伸ばしました。写真は鞆の浦の漁船が一箇所から綱で係留されていたのが面白くて撮ったものです。なにか絆で結ばれているようです。
鞆の浦は、埋め立て橋をかけバイパスを通す計画への是非をめぐり、一部の住民から工事中止を求める裁判が起こり、昨年、広島地方裁判所の一審は判決で原告の訴えが認められて今日にいたっています。
訪れたお店でさりげなく尋ねると、住民のなかでもかなりの多くの人たちは、裁判の結果や、国や地方自治体の財政難という現実を前にしてなかばあきらめながらも、今でも、この工事で、アクセスがよくなり、また大型バスが収容できる駐車場ができることで、さらに観光客が増えることへの期待感もあるようです。
しかし、おそらくいかにアクセスを良くしても、駐車場を整備しても、観光地として魅力が現在よりも高まるとはとうてい思えません。
この町に不足しているものを感じました。人がよく、親しくもてなしていただけるお店もあったのですが、地域全体としては弱いのです。
そのためには、お客さまをもてなそうとする目標にむけて地域の人たちがひとつになることでしょう。きっとなによりも地域の人たちの絆を深めることだと思います。工事は結局は、賛否で住民を分ける結果となってしまいました。詳しい現状や経過はわかりませんが、道路や駐車場というハードから入ってしまたのは、順序違いだったということでしょう。魅力ある素材を複数かかえているだけに惜しいことです。
それはそれとして、鞆「町並ひな祭り」 が2月16日から始まります。準備で並べられていた江戸時代の雛人形を見ましたが、さすがに立派です。歴史があり、温泉につかり、またおいしい瀬戸の料理も楽しめるので、ぜひどうぞ。
鞆の浦「町並ひな祭り」
応援クリックよろしくお願いします



