ウェブ時代のセルフブランディング

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
著者：佐々木 俊尚
販売元：宝島社
発売日：2010-01-09
おすすめ度：
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献本ありがとうございました。佐々木俊尚さんが書かれたウェブ活用術の一冊です。

このブログをはじめたのが、２００４年ですが、ブログをはじめたのは、セルフブランディングというか、自分自身のパーソナル・ブランディングの意図もありました。

マーケティングの現場仕事は、どちらかというと裏方であり、本でも書かないと、名前が表にでることはほとんどありません。特に外部からプロジェクトに参加しているとそうなります。
それに、それぞれのプロジェクトでは、秘密保持契約を結ぶとうのが一般的であるために、経験したことを詳しく語ることも難しいという微妙な立場にいるということもあります。だからブログに出会ったときは、これはセルフブランディング、あるいはパーソナルブランディングを行う絶好のメディアだと思い、買きはじめました。

当時と比べると、現在は、ブログだけでなく、ＳＮＳも普及し、またツイッター人気も高まってきていて、セルフブランディングの手段がずいぶん増えました。
ツイッターって、きっと日本に向いているメディアじゃないかと思いますが、佐々木さんのおっしゃるように、ウェブは、継続することが重要なので、いきなりブログを毎日書くのは困難としても、ツイッターの１４０文字のつぶやきなら、気軽にエントリーすることも、継続することもできます。
ちなみに、右のプロフィールの下に、私自身のツイッターへのリンクを貼りましたので、よろしくお願いします。佐々木さんが、「ブログは講演会場で、ツイッターはパーティ形式の立食会」と表現されているのはぴったりですね。

なぜセルフブランディングが必要になってきたのか、またセルフブランディングに成功するとどんなことが起こるのかについては、この本を読んで頂くとして、最初に「エゴサーチ」に関して書かれています。自分の名前たハンドルネームを検索窓に入れて検索して、どれぐらいの件数がヒットするか、またなにが書かれているか調べてみるということです。

そのなかで名前の重要性のご指摘がありましたが、本当にその通りです。「大西宏」という平凡な名前は、同姓同名の方もいらっしゃいます。
小学校の時に絵で表彰され、朝礼で名前を呼ばれた時も、同姓同名の人がいたので、黙っていたら後で、なぜでなかったのかと先生にしかられましたが、自分でなければ大恥ですからね。
また、パナソニックご出身でいろいろ講師をやっていらっしゃる方がおられるようで混同されることがあります。こればかりは、本人のせいではないのでご容赦ください。

単純に「大西宏」で検索すると、とんでもない数がヒットしますが、「大西宏のマーケティング・エッセンス」をグーグルで検索しても、９万件以上がヒットします。お時間があればやってみてください。これもほぼ６年間継続してきたからだと思います。リンクがリンクを呼んで、どんどん広がってきたということでしょう。
講演もセルフブランディングにつながりますし、いろいろな人と出会い、また知り合えるので、もっとやりたいのですが、ぜひ気軽にお声をかけてください。

閑話休題。『ネットがあれば履歴書はいらない』は、読みやすい本であり、セルフブランディングの意義、またそのためのための方法や、いろいろなコツが分かりやすく書かれているので、お奨めできる一冊だと思います。

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