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映画「アバター」とアメリカンフットボウル日本一を決めるライスボウルとは、なんの関係もないわけですが、朝はIMAXシアターで「アバター」、午後はテレビでライスボウルという一日でした。

「アバター」はもちろん、作品としても前評判がよいというのもありましたが、キャメロン監督が、大ヒットしたタイタニック以来、3D映画の研究に没頭し、長年をかけて構想して、制作にも4年間かけたという力作だけに、3D映画の将来の可能性を体感するために見てみたかったというのもありました。

映画は、宮崎監督の影響ではないかと強く感じるシチュエーションを随所に感じたので、帰宅して検索してみると、やはり監督ご本人が、舞台挨拶の中で「僕は宮崎駿の大ファン」と言っていたそうです。またキャメロン監督の思想みたいなものが色濃くでているストーリーでした。

なかなか見応えのある映画でしたが、スピードのある動きの多い162分間を3Dで見続けると、映画2本以上を見たような疲労を正直なところ感じました。作品のストーリーは単純ですが、絵作りは美しく、また見ごたえのある動きがあり、おそらく3Dでなくとも感動する映画だろうと思いました。

北米で12月18日―20日で興行成績がトップに踊りでて、推計では、全世界の興行収入が2億3220万ドル(約209億9000万円)と大成功しているようですが、3D映画が低迷を続ける映画市場の活性させる切り札となるのでしょうか。また手詰まり感のある液晶テレビなどにも好影響を生み出してくれるのでしょうか。微妙です。

このアバターの制作費は3億ドルといわれていますが、きっと3Dはますます制作予算の大型化につながると思えます。ゲームなどにビジネスの範囲は確実に広がり、ヒットすれば、収益は増えるでしょうが、懸念材料としては、予算的にも、面白い3Dをつくる創造力や技術力のハードルも高くなりそうで、ヒット作品の数を揃えるのは、そうそう簡単ではなさそうだというところでしょうか。
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さて疲れて帰宅して見たのがライスボウル。地力では上回る鹿島相手に甲子園ボウル勝者の関西大学が大健闘したゲームでした。第1クオーターに関西大学がインターセプトから最初の得点をあげ、先行したので、よけいに面白い展開となりました。

どちらも一歩も譲らぬ堅いディフェンスで、試合終了直前まで16対16の同点。緊張感が最後まで緩まず、最後に鹿島のフィールドゴールで勝負が決まるという劇的な終わり方でした。こちらのほうも見ていて芯から疲れました。スポーツのいいゲームって、見る側も力が入ってしまって、疲れますね。

まあ、それほどどちらも充実していたということで、さっそくブログで報告させていただくことにしました。

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