2009年10月29日
国会議員さんは、野次をやめてTwitterをやろう
口角泡を飛ばして、野次を飛ばす国会議員さん。野次を飛ばしても、誰も聞いていないし、なにをいっているのかわかりません。野次を飛ばすことがなぜ悪いかというと、ノイズになるということだけなく、野次を飛ばしている国会議員さんの「聴く力」も損なわれてしまうからです。
ニュースで、ワーワーと騒いでいる、そんな議員さんのひとりをカメラがとらえていたのですが、その人は、テレビで出演しているときも、いつも相手の人の話を遮り、自己主張ばかりしている人です。だから、発言に説得力もありません。テレビにでることがマイナス効果になってしまっていました。カンのいい人ならどなたのことか、すぐにお察しだと思います。
先週、出版PRをやってらっしゃるコニュニケーション・デザイン様から献本していただいたイノベーション・クラブのシリーズ本のなかに、「聴く力」という一冊がありました。この議員さんもこの「聴く力」からまずはお読みになることをオススメします。
聴く力 (イノベーションクラブBook)著者:イノベーションクラブ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2009-10-17
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野次っていると「聴く力」も、「考える力」も低下してしまいます。野次を飛ばすよりは、メモをとることです。これはビジネス・マンの基本で叩き込まれます。
それに、相撲では、朝青龍が小さくガッツポーズしただけで大騒ぎなのに、国会議員さんの野次が問題にならないのは、国会議員の人は品格が求められていないからか、そもそも国会議員さんは、そんなものだろうという世間のコンセンサスがあるのかも知れません。
「教えて!Goo」で、野次は不快で、なぜ最後まで話を聞かないのかというご質問を見つけました。素直なご意見だと思います。それに対する回答がお粗末そのものです。
旧ソ連や中国・北朝鮮のように案外そう思っている人も多いかも知れません。しかし、表面だけを見ているように感じます。おそらく独裁国家と民主主義国家の議会の本質的な違いがなにかをお分かりでないのでしょう。
書記長や国家主席が厳粛に長時間演説して
その後収まるところを知らない一斉猛拍手。
どちらかいいか自明でしょう。
礼賛するしかないだけの人間奴隷より
ゴリラやライオンの方がどれだけマシか。
片方は党の方針を周知徹底のために開催されるので、反論も議論も許されません。しかし議会制民主主義国である日本の国会では、党首討論も、代表者質問も、それぞれの委員会での質疑もあって、野党であっても、発言は責任をともなうとしても、基本的になにを発言するか、何を質問するかの自由は保証されています。さらにニュースでも質疑の内容や様子は報道されます。
拍手と絶賛の声が、人間奴隷というのならアメリカの大統領演説にも熱い拍手と絶賛の声が渦巻きますが、アメリカは独裁国家だとでもいうのでしょうか。
国会の野次
野次るよりは、歌舞伎のかけ声のように絶妙のタイミングで、絶妙な声をかけるという風にやってもらいたいです。それにインターネットを活用すれば、野次よりは、Twitterでつぶやくか、ブログでしっかり意見を主張をしてもらったほうが参考にもなり、ありがたいですね。
国民の代表として選ばれた議員さんが、騒音発生装置じゃまずいのです。そんな装置としてはカネがかかりすぎています。野次は野次馬の略のようですが、議員さんも野次馬にはならないで欲しいものです。
野次馬
それにしても、自民党が与党批判、与党の揚げ足取りに終始すると、かえって自民党にとってマイナスとあり、堂々と自らの理念や政策で議論すべきだ、新しい野党の姿を見せるべきだという声が結構ありました。まさにそう思います。
しかし、蓋を開けてみると、谷垣さんも、西村さんも与党批判ばかりでした。それは相手に反論するチャンスを与えているようなものです。むしろ結果としては鳩山さんの存在感を強めてしまいました。それは作戦としてはいかにもまずいですね。
マーケティングの基本ですが、競争の本質は、どちらの提案、つまり商品やサービスまた広告などが、消費者、またお客さまのハートにより深く届くかです。政治も同じです。自らの商品としての政策アイデアが乏しいから批判しかできないのだと思われてしまうということです。商品価値で相手を超えられない、だから値引きしか対抗手段がないというのと近いものを感じます。
野党としては若葉マークなのでしかたないのかもしれませんが、そういった知恵も働かないというのでは、自民党再建の見通しも暗いと思います。
自民党は、負の遺産も実際に借金も一杯背負っているので、心ある議員の方は、新党をつくるか、あるいはほんの数人でも「みんなの党」にでも移籍したほうが、国民に訴えかけるチャンスも、主張のインパクトもでてくるようにますます思えてきました。
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この記事へのコメント
1. Posted by foreach_blog_in_blogs 2009年10月30日 14:30
人間奴隷クラスとゴリライオンクラスと、デジタルに2種類の政治家しか存在しない、そんな非道い国家が現実に存在するという事でしょうか。
恐ろしいですね、まさに究極の選択、絶望に満ちた選挙。
日本にはいろんな考え方の政治家がいらっしゃって、本当に良かったと思います。
恐ろしいですね、まさに究極の選択、絶望に満ちた選挙。
日本にはいろんな考え方の政治家がいらっしゃって、本当に良かったと思います。



