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テレビが酒井法子裁判でジャックされ、鳩山新総理の所信演説もかすんでしまったような印象を受けますが、昨日は移動の車のなかで、画像は走行中は見ることができないために、テレビを聴いていていると、酒井法子裁判をやっていました。

実況中継の感じを出そうというのか、レポーターがかわるがわる逐次報告するのですが、音声だけでもレポーターが息を切らしていることがわかり、思わず失笑してしまいました。

レポーターが報告する度に、司会者が酒井法子被告の表情はどうだったのかと質問するのですが、レポーターは、酒井法子被告が裁判官に向かって立っているので、後ろ姿しか見えなず表情は分からないと言っているのに、また次のレポーターに同じ質問を繰り返していて、テレビもお笑い芸人の人たちが進出するにつれ、お笑いのボケとツッコミの芸風に汚染されてきたのかと、そのやりとりが面白く、どうでもいい番組でしたが、そのまま聴いてしまい、すっかり乗せられてしまいました。

裁判員制度もでき、裁判がどのように行われるのかを知ったり、あるいは麻薬撲滅にむけた国民の意識を高めるということでは、酒井法子裁判を報道するのはいいのですが、そこまで即時性をだす必要があるのかって思ってしまいますね。ショー化して番組を盛り上げようというのでしょうがご苦労様でした。

普通の暮らしをしていると麻薬ってまったく関係ない世界なのですが、そういったブラックビジネスのターゲットになっていないということなんでしょうね。税関で摘発された麻薬では、大麻や押尾被告で問題になったMDMAは減少したけれど、覚せい剤は急増しているようです。視点を変えれば、覚せい剤を水際で食い止める能力がアップしてきたのかもしれません。
覚せい剤の摘発件数が過去最高を記録、押収量も大幅に増加

報道に接していると、どんどん麻薬汚染が広がり普通の暮らしのなかにも入りこんできているような印象を受けますね。本当にそうなのでしょうか。Yahoo!ニュースの関連情報では、「覚せい剤を中心とした薬物事犯による検挙者数が高水準で推移するとももに、青少年の間でも薬物乱用が広がってきている」と解説されていますが、すくなくとも平成18年までのデータではむしろ減少傾向にあるように感じます。薬物を使う人が実際に減ったのか、捜査や検挙能力の限界値なのかはわかりませんが。
薬物乱用の状況

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