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このところ、また営業電話が増えてきています。ある経営難が伝えられる有名な会社からも、つづけて何本かありました。会社向けの携帯電話の営業です。それはいくらなんでも、もう周回遅れでしょう。同じキャリアの携帯にとっくの昔に切り替えたとお断りしたのですが、また日が変わると同じ電話がしつこくかかってきます。

おそらく、その会社は、電話した結果をデータ化していないのでしょう。電話しても無駄だとわかった顧客はチェックして、リストから消し込めばいいのですが、それをしていないということでしょうか。そちらの時間も電話代も無駄なら、こちらも迷惑ですね。

思わず、エクセルのリストがあれば、弊社のシステムに取り込め、無駄な電話をしなくともよくなりますよと言ってあげたくなります。

その会社のトップは、かつては六本木ヒル族の兄貴分といわれ、羽振りがよかったのですが、巨額の負債を抱え、株価もピーク時の50分の1まで下がってしまっています。
インターネットの動画サイトも譲渡、映画配給の会社も手放し、この不況で人材紹介部門も厳しくなり、救いは携帯ですか、大変ですね。
しかし、そんな営業をやっていると、イメージがさらに落ち、悪循環を招きます。

そういえば、別の会社ですが、フランチャイズ事業の失敗がつづき、株価も20円を割ったままという会社があります。その会社からも売り込みの電話があって、いろいろ説明をはじめました。くどくど話が長いので、そちらの会社のことはよく存じ上げている、営業代行の売り込みですねと言うとそうだという返事が返ってきました。

そういった販売管理費を抑えているから価格破壊ともいえる低価格でシステムの利用サービスの提供ができているので、営業代行をお願いすることは難しく、パートナー契約をしていただいて、成功報酬ならいいですよと逆提案したら、そんな回答はマニュアルになかったみたいで反応がしどろもどろになってしまいました。
それはいいとしても、営業で電話してきているのに、話し方が高飛車で、上から目線だというのはいただけません。もっと気配りしないと、成り立つ話も壊れます。

そういった電話がかかってくるたびに、つい何年か前までは華々しく、時代の寵児として上場を果たした会社も、厳しくなったことを痛感します。時代変化の荒波を感じさせられ、身が引き締まる思いがします。

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