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マクドナルドさんが現在展開しているキャンペーン、Nipponn All Starsがなにかよく分からない、「タマランデス」ではなく「ワカランデス」になってしまっていると書きました。マーケティングの世界も、「事件は現場で起こるもの」という意識を持っていないと、すばらしいアイデアも空回りに終わりかねません。
面白いけど分かりづらいマクドナルドのNippon All Stars

そのマクドナルドさんですが、今朝方、アイスコーヒーをと思ってマクドナルドに入ったら、例のNippon All Starsのポスターが一枚増えていました。今対象商品となっている「たまごダブルマック」のポスターです。いつから追加されたのかは分かりませんが、まさかこのブログをご覧になって、対応されたわけがないので、マクドナルドさんには、キャンペーンに関して、きちんとプラン、ドゥー、チェック、アクションを回す社内の仕組みがあることがうかがえます。

これは非常に大切なことだと思います。最初から完璧を狙っても、そこは人がやることですから、必ず後でしまったとか、こうしておけばよかったという反省材料が残るのが常です。
そうならないようにと、完璧を狙って、最初にああだこうだと議論するのもいいのですが、それが行きすぎると、後ろ向きの意見ばかりが増え、結局は無難でつまらない企画に終わってしまうということも起こってきます。ブラッシュアップするつもりが、アイデアキラーになってしまう、そんな落とし穴にはまっている現場は少なくないと感じます。
そういったことを防ぐためには、事前はしてはならないことをチェックするぐらいにしておいて、さらに効果的になりそうなアイデアをチームにアイデアとして提供するけれど、それを採用するかどうかは思い切ってチームに任せる、そしてむしろ忘れがちな事後チェックにしっかりするということでしょう。だから、新製品を出しっぱなし、キャンペーンを打ちっぱなしにするのではなく、プラン、ドゥー、チェック、アクションを回し続けることが決め手になってきます。

こちらも重要なことですが、新しいチャレンジを行うと、新しい問題点や課題が浮き上がってきます。そういった問題点や課題を解決していくことが、マーケティングのノウハウともなり、またマーケティング活動に活力が生まれてきます。問題点や課題がどんどん出てこないチームでは元気がでませんね。

ついでですが、このエントリーを書いていて気がついたのですが、ブログに貼り付けるパーツを用意してあれば使う人もでてくるでしょうし、もっと口コミが広がると思うのですが。どうでしょうね。

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