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タスポ効果が一巡し、コンビニエンスの売上が、6月には既存店ベースで、さらに7月に入って予想通り、全店ベースで対前年を割りました。既存店ベースでは前年同月比7.5%ダウン、新店売上を含めた全店ベースで5.0%ダウンです。しかも、今のところ業績を伸ばす材料が見えてきません。

立地の良さと、店頭在庫を絞り商品の回転率で優位にたち、さらに大店法などの規制を受けず、店舗を増やし、成長してきたコンビニエンスですが、いよいよそんな延長には、成長できない時代に突入してきたのだと思います。
実際、コンビニエンスは実は、競合にも弱いのではないかと感じることがあります。店舗のすぐ近くに価格が安い食品スーパーやドラッグストアが出現して閉店に追い込まれた店舗も目の当たりに見てきました。

しかし考えても見れば、百貨店や総合スーパーも失速し、コンビニエンスも停滞しはじめており、いよいよ流通業にも革新が求められてきているということではないでしょうか。

というか、メーカーも含めて、高い品質のものを安く提供できるしくみを築いていかないと、売れない、互いにつぶし合って、儲からないということになってしまいまいます。
日本の流通業は、ほとんどが赤字または赤字すれすれという状態に入ってきていますが、低価格を売り物に伸びてきた海外の流通業は、ウォルマートでも5〜6%の営業利益をキープしており、収益性で差がついています。おそらくオペレーションコストで差がついているのだと思います。

百貨店にしても、スーパーにしても、コンビニにしても、不況の逆風が吹いてきたために、低価格セールや、PB開発を強化しはじめてきました。それがマスコミで大きく取り上げられてきていますが、まだまだ利益が稼ぎ出せるしくみとなっているのかというとはなはだ心許なく、打ち上げ花火に終わってしまっているのではいかとも感じます。

こういった冬の時代にこそ、イノベーターが突然登場してくるというのが流通業の歴史の教訓だと思いますが、はたしてそんなイノベーションの競争で再び成長モデルを掴むのはどの企業でしょうか。革新は周辺から起こってくることが多く、新しいプレイヤーでしょうか。
いずれにしても、どれぐらいのスパンで進むのかは予測がつきませんが、日本の流通業界地図も変わっていくことだけは間違いないでしょう。

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