人気ブログランキングへ

朝ズバで、みのもんたが、大阪府庁を訪れ、橋下大阪府知事にインタビューしていたときにでた言葉でした。みのもんたが、民主党の財源問題に触れたときに、即座に橋下知事が『ひっくり返してやれば出来る』と返答し、公用車に新聞が五紙あり、三紙しか読み切れない。それが知事室にも真新しい新聞が置いてあるので無駄だと思い、全庁で見直しをやったところ、なんと8000万円が浮いたというのです。「それほんまかいな」と思ってしまいましたが、このやりとりを、「76歳にしては元気な年寄り」と自己紹介されている「雑感日記」さんが取り上げていらっしゃいました。
民主党のばら撒きと財源問題

橋下知事は、話術が巧だとつくづく感心します。大阪府庁で新聞購入を見直しただけで、8000万円という具体例には説得力があります。「雑感日記」さんも、霞が関が節約をすれば新聞代だけで「8億円の節減が出来たりするかも知れない」と書かれていますが、霞が関だけでなく、その出先、さらに全国の地方自治体が、大阪府と同じように新聞購入の見直しをやったら、軽く10億円を超える節約にはなりそうですね。
公用車の数、タクシー代、コピー代、情報システムの馬鹿高いリース料、公務員宿舎の賃料、出張費、議員を含めた視察費、見直すところっていくらでもありそうです。
トヨタのカンバン方式を指導する人が、在庫の前に社員を立たせ、この無駄はなんだ、会社に損失を与えている、自分の財布で弁償しろと厳しくやったようなコストカットの鬼コンサルタントを雇っても値打ちがあるのじゃないでしょうか。まあ、カンバン方式も、需要の大きな変動の前には役に立たず、注文が殺到したプリウスをさばけないというのも皮肉な話ではありますが。

ところで、大阪府庁だけで新聞代を8000万円も浮かせたという話を、新聞社の人たちはどのように聞いたのでしょうか。ただでさえ赤字に転落し、さらにお先真っ暗の新聞社にとっては、これは大ピンチです。
実際の売上ダウンよりも、それまで新聞購読がいわば習慣となっていた人たちが、各官庁に誘発され、購読の見直しをはじめたらどうなるのでしょうか。震え上がるのが普通だと思いますが、それほど情報に敏感ではないかもしれないですね。

応援クリックお願いします

人気ブログランキングへ