バナー人気ブログランキング

テレビを見ていると、世の中を知らなさすぎるコメンテーターがいるのでちょっと驚きます。高速道路無料化は、車を持っていない人にはなんのメリットもないというようなことを言っている人が多いのです。高速道路は盆暮れの帰省やレジャーで使う道路と思っていらっしゃるのでしょうか。

高速道路は、物流の大動脈になっています。郵便だの、宅急便だの、中央市場に向かうトラックだのがわんさか走っています。深夜の下りの名神、また上りの東名を走ってみると、トラックが数珠つなぎに走っていて、せっせか大消費地にモノを運んでいるのがよくわかります。東名・名神の一日の平均交通量のおよそ4割程度をトラックが占めているのです。トラック以外でも、平日利用となると仕事で利用している車のほうが多いのだと思います。

だから、たとえ自らは車を乗らない人でも、高速道路と関係のない人はいません。間接的には利用しているのです。また、その高速料金は、商品のコストに加算されているので、商品価格に転嫁されてきます。高速料金が安くなると、物流費が安くなり商品コストや最終の物価にも影響してきます。

そもそも高速道路は、本来は無料化することが前提だったわけで、それがなし崩しになってしまったのも、あっち、こっちに高速道路を建設して借金を膨らませ続けたからのこと。
なぜつくりつづけたのかは、高速道路をつくると、地主さんは土地が売れて喜び、工事が発生して土建屋さんが潤い、政治家は票となり、官僚は縄張りを広げることができるわけでみんなハッピーだったからですね。
無駄な道路といえば、本州四国連絡橋が3つもあるのは理解に苦しむのですが、三木さん(徳島)、大平さん(香川)、宮澤さん(広島)と歴代の自民党総裁の出身地にそれぞれ架かっているとなると、なるほどザワールドですね。

経済効果を考えると無料化するにこしたことはないのですが、あとは借金を返したり、道路メンテナンスを税金でやるのか、高速料金徴収でやるのかになってきます。道路民営化というのは、借金をそうやって返すための手段でした。
しかも無駄な道路の歯止めでもあったはずでしたが、あっというまに経済対策という名目で、道路をつくりつづけることになってしまいました。それに民営化で、高速料金を下げていくというはずでしたが、実際には税金で割り引きしているに過ぎません。それに料金を取るからETCのように天下り役人の利権の仕組みも残ってしまいました。

あとは道路改革、民営化を推進した猪瀬さんの説のように、道路改革をやったから新しい道路のコストが大幅に削減できたということぐらいでしょうか。それは事実のようですね。
絶対正しい方法なんてないとは思いますが、日本が滅んで、霞が関と道路が空しく残るという構図だけはなんとかしないといけませんね。


バナー人気ブログランキング←よろしくお願いします

簡単導入! ネットで利用する営業支援システム
アクションコックピット