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恒例の勉強会で聞いた話ですが、電力会社は10年後には、世界的に電力不足になると見ているそうです。電気自動車(EV)の普及でそうなるというのです。どうでしょうか。電気自動車に関しては悲観的になってしまいます。

電気自動車が普及する鍵は、電池にあるといわれています。走行に関する機能は全く問題がないことは、グーグル創始者も出資しているステラの記事や映像を見るとよくわります。充電するためのインフラ整備もそうコストがかかるとは思えません。ひとえに電池のコスト・ダウンがはかれるのかということでしょう。
リチウム電池セル8000個で走る電気自動車

しかし、ともすれば半導体の進化速度を語る「ムーアの法則」がどの技術分野でも実現されると錯覚しがちですが、なかなかそうはいきません。その半導体の世界も、もはや限界に達してきており、「ムーアの法則」の時代は終わった、あるいはまもなく終わるとさえいわれています。

そう思っていると、面白い記事がでていました。東芝でLiイオン2次電池の開発に携わる本多啓三氏という方のお話です。「技術でLiイオンを低コスト化するには理論上の上限があることを認識し、新しい仕組みの導入を急ぐべき」だという発想です。
おそらく電気自動車(EV)のコストの半分を占めてしまっている電池のコストを画期的に下げるためには、ノーベル賞級の発明でもない限り無理だということでしょうか。本田氏の予測では、「2030年ごろには次世代の2次電池が出てきて性能は数倍、コストは数分の1にすることは可能になるだろう」ということであり、実用化に耐える電池が登場してくるのは20年ぐらい先のことになります。

それを解決するのが、仕組みの革新、つまりビジネス・モデルの革新だというのです。電池をリースにしてしまうという発想です。ユーザーは、電池を利用して、低下する容量分だけのコストを負担するという考え方です。自動車で使った電池は太陽電池用の蓄電池として二次利用するというアイデア。
EVの電池コストを下げるには

なるほどですね。もちろんそういったリース方式でも問題はないわけではありませんが、電気自動車(EV)普及の大きなヒントになるかもしれません。携帯も販売促進費用で価格が下がっていたから急速に普及したわけですから。

技術のイノベーションだけでなく、仕組みのイノベーションも同時になければ、ブレークスルーができないといういいお話だと思いました。


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