2009年06月25日

不況の中で、価格競争と業界再編がさらに加速しそう


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日経の「第42回小売業調査」の結果記事がありましたが、小売業の47%が2009年度中に商品の値下げを計画しているといいます。もともと店舗数が過剰であり、消費が停滞すれば、当然生き残りをかけて、顧客を奪い合う熾烈な価格競争が起こってくるのは当然のことです。さらに回答企業の40%強が経営統合や提携を検討しているとか。
小売業「値下げ計画」47% 09年度日経調査、消費不振に対応

しかし、この波は小売業の範囲で止まるはずがありません。当然売り手としてのメーカーと買い手としての小売業との間で、納入価格やその他の条件をめぐって厳しいせめぎ合いが起こってきます。
また、小売業の再編だけでなく、当然価格競争に勝って、それで利益を出していこうとするとプライベートブランド開発競争も本格化してきます。
欧米ではいずれも厳しい不況の時期に、小売業の淘汰と集中化とともに、プライベートブランドが伸びてきました。日本でもそういった流れが一段と進んでくるのではないでしょうか。
日本はプライベートブランドがデビューし、おそらく30年以上は経っていると思いますが、質量ともに、あまり発達してこなかったというのが現実です。しかし、この不況の中では、プライベートブランドが成り立つ必然性が高まってきていると感じます。
日本ではプライベートブランドといっても、現実は、パッケージをオリジナルなものに変え、開発や管理はメーカーに丸投げというのがほとんどというのが実態でしょうが、本格的なプライベートブランド時代が来るためには、品質と価格のバランスが優れた商品、より高い価値のある商品を生み出す仕組みが必要になってきます。
仕組みでやっていくとなると、もうそろそろ、プライベートブランドのサプライヤーに特化したメーカーがでてきてもおかしくないのではないでしょうか。それぞれのカテゴリーで、トップブランド、あるいは二番手に入っていないメーカー、あるいは小さくともニッチな市場で強い基盤を持っているというのでなければ、自らのブランドにこだわらず、プライベートブランドのサプライヤーに特化していくというのも十分に考えられることです。そういった転換のチャンスが訪れてきているのかもしれません。
つまり、小売業の業界地図が変わるだけでなく、小売業とメーカーの関係という縦の関係にも変化が起こってくるのではないでしょうか。


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この記事へのコメント

1. Posted by さらば、マイケル。安らかに眠れ。   2009年06月26日 18:01
3 不況・経済収縮!なんか日本社会は、ほんまにピークアウトしたな!暗黒の2010年代がくるよ!しかし、10年後の世界は、想像もつかない!

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