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食事時間がグルメ度となるかどうか、まあある程度はいえるかもしれませんが、社会実情データ図録の「グルメ国ランキング(食事時間の国際比較)」で紹介されているのを見ると、日本は、一日当たり平均117分で、なんとOECD諸国のなかで、フランス、ニュージーランドに続いて第三位となっています。
確かに国別のランキングを眺めていると、食文化の高さと関係しているような気もします。

かつて、企業戦士は早飯が美徳といわれていたような時代もあり、また日本は食事の時間が短いといわれていたのでちょっと意外でした。こういった生活時間の変化は、それこそ長期的にゆっくり変化するもので、あまり気がつかないことが多いのですが、時代も変わったということでしょうか。

推移生活時間についての調査というと、総務省の「社会生活基本調査」とNHK放送文化研究所がやっている「国民生活時間調査」が代表的ですが、一日当たり平均117分は、総務省の「社会生活基本調査」のデータです。NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」では、平日が1時間36分、土曜日、日曜日ともに1時間43分と少し長い目の結果となっています。
時系列で長期的な変化のデータがネットで確認できるのは、NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」ですが、長期的には長くなってきているようです。




まあいずれの結果でも、ヨーロッパ並に食事時間を取っているということです。また年齢が高くなるほど食事時間が増えるということに気がつきます。こちらのグラフは「社会生活基本調査」のデータを元にしたものですが、食事時間が長くなったというのは、グルメ度が高くなったという食文化の問題と、年齢が高くなると食事に時間をかけるようになるので、高齢化も一因かも知れません。
子供がある程度大きくなるとゆっくり食事もできるようになるのが実感できる方も多いのではないでしょうか。
年齢階層別食事時間


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