大西　宏のマーケティング・エッセンス : 新型ウィルス禍と闘う神戸南京町

ちょうどお昼ごろに神戸空港に到着し、迎えに来てもらった車で神戸元町の南京町にランチに行きました。ニュースで見たように、南京町はいつもの賑わいがありません。

しかし、豚まんで人気のある老祥記には人の列ができていたのはさすがです。持ち帰りもできるからでしょうか。
いつもならかなり待たなければいけないお店も、席が７割ぐらいしか埋まっておらず、すんなり入れてランチを食べていると、シンバルと太鼓の音が響いてきました。
獅子舞です。普通は春節祭や中秋節でやる獅子舞ですが、新型インフルエンザ禍という邪気を払おうと、南京町商店街振興組合が企画したものだそうです。偶然とはいえ、そんなイベントを体験できました。

新型インフル、邪気払え…神戸・南京町で獅子舞

関西は、観光産業を中心に経済打撃まで受けてしまった感じですが、大手の食品企業が、きわめて早期に関西への出張禁止などという決定をマスコミに発表したことも、関西敬遠の動きを煽る一因になったような気がします。一段落した後に一波乱あるかもしれないですね。不買運動まではいかなくとも反発はありそうで、営業の方々は大変かもしれません。

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