昨年10月に松下電器産業から社名変更を行い、またブランドを統合したパナソニックですが、日経BPコンサルティングが行っている「ブランド・ジャパン」のランキングで、消費者による評価で昨年の10位から5位に、ビジネスパーソンによる評価では昨年の6位から、2位に大きくランクアップしたという今日の日経記事にありました。やはり社名変更とブランド統合のインパクトが大きかったようです。
企業人のブランド評価、パナソニック2位に急伸 09年、トヨタ首位維持
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ブランド・ジャパン2009
ニュースリリース
ブランド戦略は、こういったブランド・イメージなどの外にむかう効果と社内の意識改革や求心力の効果がありますが、内部効果については、今後の経営、また事業や商品でどのようなイノベーションが起こってくるかをウォッチしておきたいところです。
また派遣切り問題で、企業イメージにも影響してくるのではないかと思っていましたが、ビジネスパーソンの評価の変化は小さかったものの、やはり消費者評価で、「TOYOTA トヨタ自動車」が昨年の7位から29位、キャノンが昨年の13位から23位へと大きくランクダウンしていることが目立ちます。
もちろん不況の影響で大きく売上を落としたということもあるかもしれませんが、派遣切り問題が尾を引きづっていることは否めないのではないでしょうか。
そういった意味で、ちょっと対応に問題があったということしょう。
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そのあやふやさはグローバル時代...まず各国間に旅客機が行き交い始め、人の国際間での交流が盛んになり、次にインターネットが全世界を席捲するようになると、どうしても裏目に出ます、ということでブランドを統一する必要が出て来て、海外で使えない地域が多いナショナルを止め、パナソニックに統一したと聞いております。
日産はアメリカでダットサンブランドを使っていましたが、石原さんが社長のときにニッサンブランドに統一しました、ある方は日産ではなくむしろダットサンに統一すべきだったと言っていました、理由は海外市場の方がブランド変更が難しいからのようです。