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だから、社員がやる気になる!
だから、社員がやる気になる!
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株式会社コミュニケーションデザイン様からの献本、御礼申し上げます。タイトルは『だから、社員がやる気になる』。
経営者でもあり,コンサルタントでもある小西氏の体験にもとづいた経営者に向けた書籍です。この不況下で、社員のひとたちのモチベーションを引き出すという問題は、おそらく多くの経営者が悩み、また手をつけるのが難しいけれど避けられないことであり、タイムリーな一冊といえるかもしれません。

筆者は、自らの体験から、やる気にさせるというアプローチではかえって「やらされ感」が増すばかりで、変わらなければならないのはまず経営者自らであることと説いています。その通りでしょう。
また、ワクワクする理念やビジョンやミッションを描くこと、またひとりひとりの社員に自らが目指すべき目標やビジョンを持ってもらい、社員を育てること、さらに公募制プロジェクトなどで自ら考え行動する組織作りを行い、また絶え間ないコミュニケーション努力を行うことによって、情熱あふれる組織づくりを行う道筋を筆者は説いています。

正論だと思いますが、ビジネスが順調なうちは、あるいは、ビジネス環境が良好でフォローの風が吹いているにもかかわらず、会社が停滞しているときには有効かとは思いますが、この不況下では、もっと大胆な経営オペレーションが必要かも知れません。

もちろん社員の人びとの「モチベーション」と「業績」とは、鶏が先か、タマゴが先かみたいなとところがあると思いますが、ビジネスの足下が悪く、逆境のもとでは、社員の人たちに対するインセンティブをつくるということも難しくなってきますし、仕事の成果がなかなかだせないためにモチベーションも下がりがちです。
そんな場合は、自らのビジネスがよって立っている足もとそのものから見直すということ、もっとより足もとのよい分野にビジネスをシフトできるかどうか、あるいはもっと革新的な差別化ができるかどうかも経営の課題としては重くのしかかってきます。

また、顧客視点を強化することも重要だと言う気がします。顧客との関係が良好になると、社員のひとたちのモチベーションも上がってきます。トムピーターズが、この不況のなかでは、「顧客の靴のなかに入り込む努力を二倍、三倍しろ、さらに靴が臭っているかどうかだ」といったことを言っていますが、顧客を学ぶことで、ビジネスの本質への気づきも生まれ、働く意義を見いだすということもあります。

重要なことは、やればやるほど、手応えがあるという状態をいかに築くかでしょう。実際、やればやるほど手応えを感じる好調な勝ち組の会社は、このご時世でも社内は活気に満ちています。社内を見つめ直すと同時に顧客を見つめ直し、ビジネスそのものを見つめ直すという二つの視点のバランスのうえに経営があるということでしょう。

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