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今の日本の経済が、海外の需要減で輸出に大きなダメージを受け、その激震が関連する設備、部品、素材産業にも広がっているなかで、クラッシュしないのは、GDPの55%を占める個人消費が支えているという色合いが濃くなってきています。
その個人消費も財布の紐は当然固くなってきているとはいえ、食品スーパー、コンビニが好調だということは以前に書きました。
家で食事をする機会が増え、昼食もお弁当などを買ってきて職場で食べるという傾向が追い風になっているのと、プライベート・ブランドで、低価格化を進めてきた企業努力が効いているのだと思います。

その一方で、消費の冷え込みの影響をモロに受けてきているのが外食産業です。あのワタミも、売上、客数でも対前年割れと厳しい状態となっています。また回転寿司の大手チェーンである「かっぱ寿司」も「あきんどスシロー」も同様の状況です。そういえば、近くの「くら寿司」も車が並んで待っているという状態はほとんどなくなりました。

ファーストフードのマクドナルドや、モスバーガーは、低価格商品の投入と、お手頃価格でボリュームたっぷり路線が効を奏して堅調ですが、「内食」ブームが来ていることには変わりありません。
そんな「内食」ブームを背景に味の素・ホットケーキミックス・マルタイラーメンといったロングセラー商品や低価格商品が好調なようです。いずれにしても、価格に対して消費者が敏感になり、また目新しい商品になかなか手がでなくなっているというほうが実態かも知れません。

不況でウハウハ?日清、永谷園…カギは内食、低価格
ロングセラー食品:内食ブームに乗り好調 安さと懐かしさが財布のひも緩ませ

話はそれますが、個人的には「卵かけご飯に味の素」というのはどうも受け付けません。「卵かけご飯にはおいしい醤油」というほうが好きですね。それは嗜好の問題としても、この「内食」「低価格」のトレンドが、より「上手に消費する」、つまり消費のコストパーフォーマンスを追求するという風に進んでいけば、また新たなマーケットの可能性が生まれてくるので、面白くなってくるのかもしれませんが、この先の変化を読むのは簡単じゃないですね。


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