イオンが、20日からダイナコネクティブのDVDプレーヤー内蔵32型液晶デジタルテレビを49800円で売り出すと発表しています。
DVD内蔵の液晶TVを格安で=イオン
ずいぶん安い価格のように感じますが、しかしDVDプレイヤー内蔵ってスペックはどうなんでしょうか。あれっ、間違いじゃないのと一瞬疑ってしまいました。一人暮らしの若い人にはニーズがあるのでしょうか。しかも、メーカー品との市場実勢価格よりは2割以上安いのですが、ポイントなどを組み合わせた実質価格では、5万円台でも買えるものがあり、ちょっと価格差が微妙です。
品質やブランドにこだわる日本の市場で、果たして売れるのでしょうか。この不況で日本でもエレクトロニクスの分野でのPB戦略が通じるようになるのかの試金石として注目したいところです。
イオンは気がついているのかどうか分かりませんが、ブランドの壁はその機種が最初にある程度売れたかどうかだけでは突破したことになりません。ブランドに信頼があると、故障などのクレームが起こった場合でも、たまたま故障しただけだと思ってくれますが、ブランドに信頼がないと。リモコンがすこし不具合になっただけで、やはり駄目だったということになります。よほどクレーム処理体制が整っていないと、ブランド評価が落ちてしまいます。ブランドの壁は売れた後にもやってくるということです。
食品や雑貨品の分野では、小売り業のPBが成長するにつれ、それぞれのカテゴリーでトップか第二位のプランドパワーを持たない限り、PBのほうがブランドパワーを持ちはじめているという構造変化が起こってきていますが、さてエレクトロニクスの分野でもそういった構造変化が起こってくるのでしょうか。直感ですが、ダイナコネクティブからの仕入れでやっているという感じなので、まだちょっと難しいかもしれません。
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