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ライフネット生命保険がまとめたオバマ大統領に関する調査結果では、
日本でのオバマ大統領の支持率が、89.7%に達しており、支持理由の
トップが「新鮮である」、第二位が「革新的である」、第三位が「家族が魅力的」となっているようです。
オバマ大統領の支持率89.7%

この高い支持率は、麻生内閣の支持率がほぼ20%まで落ち、調査によっては20%を切った状態で、不支持率が70%を超える状態とは対照的です。もちろん自国のことではないということがあるにしても、オバマ大統領の演説する姿、またイメージに強い、今日本の政治に欠けるリーダーシップを感じているからでしょう。

この間の報道を見ていると、どうも日本の政治は時代劇にでてくる老中のイメージが重なってきます。悪いことに日本藩では、殿様が老中を掌握できておらず、世の中は飢饉であえいでいるのも関わらず、お互いのメンツを通そうと老中がいがみ合い話がまとまりません。しかも互いにいがみ合っている与党にも野党にも、鮮度も、革新性ないというのが現実じゃないでしょうか。。

最後は、意見をひとつにできないときはこれが我が藩のしきたりだとして、決めるのですが、その意見の違いとなっている米の支給も、それぐらいで飢えがしのげるわけがないじゃないかと人びとの人気がありません。

しかし方や、お隣の国ではお殿様が人びとに語りかけ、この国はひとつだ、みんなで一緒にこの危機を乗り越えようと呼びかけている姿はあまりにも対照的で、隣りの殿様の存在感の大きさ、権限も絶大で、しかもリーダーシップがあって、だから思い切ったことができていいなあということなんでしょう。

しかし、実際には権限に関しては、実際には議院内閣制の日本の首相と、大統領制では権限ははるかに議院内閣制の日本の首相のほうが強いといわれています。大統領制のほうが議会の権限が大きいのです。議会に通らなければ大統領は何一つできないのです。
だから、大統領制のもとでは、国民の支持を背景にしないと議会を掌握できません。大統領自らが国民の支持を得て、リーダーシップを発揮しないと政権が持たないために、国民に対して大統領が国民に向けてどのようなメッセージを語るのかが重要になってくるのだそうです。

大統領よりも権限を持つはずの麻生首相ですが、その権限も政権与党が議会を押さえているという前提があってのことで、今のように捻れ国会では、そもそもリーダーシップを発揮することが難しくなってきます。
ちなみに議院内閣制と議会制民主主義という言葉が混同されがちだそうですが、その違いはこちらの記事でご確認ください
首相は議会制民主主義と議院内閣制を混同

さて混迷する日本藩の老中ですが、いろいろ異議を申し立てる老中の人びとはいても、結局は我が身が可愛く、老中の捻れを正そうと決起する人びともおらず、自民派の老中と民主派の老中が殿中というコップの中で争っているという感じに映ってしまうのです。

巷で聞く限り、不支持率といっても、不支持の程度が、これまでの内閣の不支持率とは違っているような気がしてなりません。不支持というよりは、怒りとなってきていることを感じます。
しかし、麻生首相や与党がなにをしようとしても、参院は野党が握っており、構造的にリーダーシップを発揮することも、スピードある対策も打てるわけがありません。
ちなみに、日本の経済ですが、日本は、これまで輸出頼みで経済が持っていたのですが、その輸出がとんでもない打撃、しかも加速度的に輸出が落ちてきてきています。それについては、下の野口悠紀夫先生のこの記事が参考になります。
輸出産業が崩壊した中国と日本、それぞれの危機の本質

こういった危機的な状況を打開するためには、政治のリーダシップも必要であり、そのリーダシップを発揮するためには、いち早く、国民の支持を得るための選挙を願いたいものですが、もっと国民のニーズに応え、新しい政治の枠組み、政権再編へむけた新しい動きが出てきて欲しいのですが、さてそういった平成の志士がこの危機のなかででてくるのでしょうか。


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