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京都のタクシー会社MKが、「今後1年間で1万人の新規雇用をする」そうです。このご時世ですから目立ちますね。森英惠さんデザインの制服を着て、きちんと挨拶をして、まるで社用車の運転手さんのように、乗るときも降りるときもドアを手で開けてくれるMKタクシーですが、関西では初乗りが500円。東京でも660円を堅持しています。初乗り料金だけでなく、支払う際に他のタクシーとの超料金差には驚きます。
MKタクシー緊急全国雇用創出計画

客としての立場から言えば、マナーが良くて安いのだからできればMKに乗りたいと思うのは当然です。大阪では電話で呼んでも、満車でなかなか来てもらえないほど人気があります。ただ気になるのは、MKの労働条件がどうなのかです。あれだけ安いと、運転手さんには相当厳しいのかもしれません。固定客が多く、稼働率が高そうなので収入は悪くないのでしょうか。

MKといえば、クロネコヤマトと同じく、「官」と闘う企業の代表格。今回も、タクシーの増車を抑制しようとする国土交通省の動きに逆らうような増員の発表です。
生活防衛色が色濃くなってきた昨今では、その安さが武器になるでしょうね。特に一律初乗り710円とタクシー料金が高い東京では、歓迎されるのではないでしょうか。

さて、昨今は、官僚が民間に口を出したり、拙速的な法律をつくって、不況の引き金を引いてきたということが目立っているので、国土交通省との攻防がどうなっていくのか見物です。

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