2008年08月01日
プリウス人気が止まらない
来年フルモデルチェンジが発表されたこともあって、国内の新車乗用車販売台数ランキングでいったんはベスト10から落ちたプリウスですが、ガソリンが高騰するにつれ再びランクインする勢いです。フルモデルチェンジ前の車が、これほど売れるということはかつてなかったのではないでしょうか。今でも、供給が間に合わず、国内でも最低2ヶ月待ちの状態だといいます。
ハイブリッド車全体が好調とはいえ、1―6月期の販売台数でプリウスは23.3%増の3万5507台で、シビックハイブリッドが3.8%増の2160台と、クラウンハイブリッドの2942台にも及ばず、トヨタの独走、しかもそれを圧倒的に牽引しているのがプリウスという構図になってきました。
北米でのプリウスはもっと需給が逼迫していて、WIRED VISIONの記事によると、なんと「今年に入って現在までに購入されたプリウスは、新古車の価格が購入時の小売価格よりも高くなっている」そうです。これだけ人気があっても、簡単に増産できず実弾不足の状況が続いています。売れる時って、そういうものでしょうが、高級車や大型車が不振であるだけに、痛し痒しの状態だと思います。
米国で『プリウス』人気が過熱、新古車価格が新車価格を上回る逆転現象も
さてこのプリウス人気ですが、理由はブランドのポジショニングの成功ではないでしょうか。先行して投入し、10年の歴史があるために、たんにハイブリッドという機能が搭載されているというレベルを超え、ハイブリッド車の象徴的な存在としてのブランドポジションを築くことに成功したということでしょう。それがたんにハイブリッドのラインアップを加えた車種との違いです。人によっては好き嫌いがあるかもしれませんが、一見してプリウスだとわかるデザインも、ブランドの独自性を際だたせることに成功しています。ブランドの独自性を示すデザインという視点で見ると、iPodやiPhoneにもひけをとらない秀逸なデザインだと感じます。
ブランドイメージの高さを物語るかのような記事が、同じくWIRED VISIONにありました。「米国女性の調査で、10人中9人近くの女性が、おしゃべりするなら『ポルシェ』に乗っている男性よりも『プリウス』に乗っている男性のほうが好ましいと回答している」というのです。ハリウッドの映画俳優が続々とプリウスでパーティに駆けつけたというニュースがあったことなども影響しているのかもしれないのですが、おそらくプリウスに乗っていると、地球温暖化についても関心や責任をもった人だというイメージにも結びついているのだと思います。明確で好ましいブランド・パーソナリティまで得ていることの強さを象徴しています。
「ポルシェの男性」よりも「プリウスの男性」のほうが好き:米国女性の調査
長い間、他の日本の製品と同じく「品質や機能で優れた製品を安く売る」ということで成功してきた自動車産業ですが、プリウスは、もちろん技術の先行性や優秀さということもあるでしょうが、それに加え、意図してか、図らずもかはわかりませんがはじめて、ブランディングで大成功した事例となるのではないでしょうが。一皮むけた存在だと感じます。
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1. 日立 プリウスというと [ ネットの話題広場 ] 2008年08月20日 19:05
★速報★TV・雑誌で紹介された話題の商品【ネットの話題広場】にようこそ!ネットに落ちてる流行りの話題・注目の情報を随時掲載して行きの..
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1. Posted by ブリコイ 2010年08月04日 05:21



