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FACTAが毎日、朝日、読売の部数激減を記事で取り上げていますマーケティングの焦点は、同じ分野で他社とどのように差別化していくかということから、どのような立ち位置で自らのポジションをつくるかに移ってきたわけですが、新聞社も経済紙というポジションを築いた日経と、東京と大阪にフィールドを絞った産経が発行部数を伸ばし、総合紙という立ち位置がよくわからない毎日、朝日、読売が発行部数を減らしてきており、時代を象徴しているように感じます。
朝毎読「部数激減」の非常事態(全文はFACTAを購読する必要があります)

毎日は400万部をついに割り、朝日も6万部減、読売も1万部減と言うことですが、読売の発行部数については、販売店に無理矢理引き取らせる「押し紙」を毎日と朝日は減らしたけれど、読売が1千万部にこだわって、逆に増やしたから1万部減に収まっているだけとFACTAは見ています。

発行部数減は、毎日は、英文サイト「WaiWai」で日本人の自虐的な記事を出してきたことが問題となり不買運動が起こったことや、また朝日が鳩山法相を死に神とした記事などで批判を浴びたことも影響しているかもしれないとしても、読売も発行部数を減らしてきているということは、もっと根本的なところに問題があることに間違いありません。
産経も発行部数が伸びてきたのは別に社会の右傾化とマッチしたということよりも、経済部と産経ビジネスアイを統合した組織強化を行い、さらに米金融情報大手ブルームバーグと提携するなど、日経とはひと味違う経済記事づくりを追求してきたこと、さらに、昨年10月、米マイクロソフトと立ち上げた「MSN産経ニュース」も成功させるなど、積極的に自らのポジションづくりを進めてきているからではないかと思います。ついでにいえば、コンビニやKIOSKでワンコインで買えるというのも魅力ですね。

総合紙の存在意義みたいなものが、時代の変化の中で揺らいできています。もう新聞を取らなくなって久しいのですが、別に情報に遅れるというこことも感じません。むしろ、いまはネットでいくらでも新聞よりも深い情報がとれる時代です。これだけ情報が氾濫している時代に、ほんとうに朝日や毎日、また読売がお金をだしてまで読む価値のある社説や記事を書いているのかどうかが怪しくなってきているのではないでしょうか。

テレビもテレビは離れが言われていますが、C-NEWSの記事で、テレビを見る時間「減った」10%、「やや減った」24% というアンケート結果がでていました。特に若い人たちほどテレビ離れが目立っているようです。マンネリのコンテンツを流していて、まだ視聴している人がいる方が不思議に感じるぐらいですね。では、テレビの局が独自のポジショニングをつくることできるかというと、ちょっと厳しいのでしょうね。それを考える人材から外部から呼ばないと無理かも知れません。
テレビ視聴:視聴機器は「液晶テレビ」約4割に 自宅での地デジ視聴率は半年前とほぼ変化なし

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