2008年05月01日
行革は見送り、暫定税率は復活ですか
緊急度と重要度のマトリックスがありますね。そうやって整理してみると、緊急度が高く、重要度の低いことほど優先され、逆に重要度は高くとも緊急度が低いと先送りされるというのが世の常で、今の政治が陥っているのがこれじゃないでしょうか。政策の優先順位に違和感を感じる今日この頃です。
渡辺行革大臣の行革の目玉でもあった、人事の一元管理で「省益」打破を目指した「内閣人事庁」構想も、先月、なにかとお騒がせな町村さんが握りつぶしたカタチで、福田内閣からは「行革」の陰がすっかり薄れてしまいました。また社会保険庁解体後に年金業務を引き継ぐ「日本年金機構」についても最終報告を先送りすることになりました。
年金再生会議、最終報告先送り
しかし、歳入が減ると、たちまち工事が止まり、地方の土木業者が困るという理由で暫定税率は強行採決によって復活しました。バランスが悪いですね。小泉内閣の負の遺産でしょうか。もし与野党の議席が拮抗し、強行採決ができない状態であれば、与野党ともに違った動きをせざるをえなかったようにも感じます。
福田総理が、「毎月1800億円、毎日60億円」の税収不足が回避できたということですが、逆に言えば、「毎月1800億円、毎日60億円」の増税を行ったといういうことです。すぐに揚げ足を取られるような発言をしてしまうのも福田さんらしいところでしょうか。
有効に効くかどうかは別として、ブッシュ政権が景気対策として28日から戻し税方式での所得税減税を行ったのとは対照的な結果であり、経済よりは道路工事を守り、族議員や官僚のめんつを守ったということでしょうか。
与党幹部が東京・銀座の高級料亭で祝杯をあげ、町村官房長官は与党幹部に対し、再議決について礼を述べたといニュースが日テレで流れていましたが、その神経もどうかと思いますね。
気になるのはガソリン価格ですが、直近ではニューヨークの先物で、1バレル120ドルに迫る高値となりましたが、その後反落したものの、110ドルの壁を越えるときもいったんは反落して、その後に一挙にあがったことを見ると楽観はできないような気がします。年内に1リットル200円なんてことにならないように祈るばかりです。もうほとんどの国内産業がコスト上昇を吸収するだけのゆとりを失っていますから、ガソリン高騰は、物価のさらない上昇となり、車をつかっているわけではないから自分は関係ないなんてのんきなことを言ってられない状態になってきています。
さて、強行採決をしたものの、この財源をどう使うかに国民の監視の目は厳しくなっていると思いますが、結局は「官」が垂れ流しているムダ、あるいは国民からだまし取ってきた利権をどう排除するか、つまり行革をどうすすめるかというところに戻ってくるはずですが、谷垣さんように、道路のコストはもう下がってきた、問題はないというまるで官僚そのもののような発言をしているようではこの政権も厳しいような気がします。
渡辺行革大臣の行革の目玉でもあった、人事の一元管理で「省益」打破を目指した「内閣人事庁」構想も、先月、なにかとお騒がせな町村さんが握りつぶしたカタチで、福田内閣からは「行革」の陰がすっかり薄れてしまいました。また社会保険庁解体後に年金業務を引き継ぐ「日本年金機構」についても最終報告を先送りすることになりました。
年金再生会議、最終報告先送り
しかし、歳入が減ると、たちまち工事が止まり、地方の土木業者が困るという理由で暫定税率は強行採決によって復活しました。バランスが悪いですね。小泉内閣の負の遺産でしょうか。もし与野党の議席が拮抗し、強行採決ができない状態であれば、与野党ともに違った動きをせざるをえなかったようにも感じます。
福田総理が、「毎月1800億円、毎日60億円」の税収不足が回避できたということですが、逆に言えば、「毎月1800億円、毎日60億円」の増税を行ったといういうことです。すぐに揚げ足を取られるような発言をしてしまうのも福田さんらしいところでしょうか。
有効に効くかどうかは別として、ブッシュ政権が景気対策として28日から戻し税方式での所得税減税を行ったのとは対照的な結果であり、経済よりは道路工事を守り、族議員や官僚のめんつを守ったということでしょうか。
与党幹部が東京・銀座の高級料亭で祝杯をあげ、町村官房長官は与党幹部に対し、再議決について礼を述べたといニュースが日テレで流れていましたが、その神経もどうかと思いますね。
気になるのはガソリン価格ですが、直近ではニューヨークの先物で、1バレル120ドルに迫る高値となりましたが、その後反落したものの、110ドルの壁を越えるときもいったんは反落して、その後に一挙にあがったことを見ると楽観はできないような気がします。年内に1リットル200円なんてことにならないように祈るばかりです。もうほとんどの国内産業がコスト上昇を吸収するだけのゆとりを失っていますから、ガソリン高騰は、物価のさらない上昇となり、車をつかっているわけではないから自分は関係ないなんてのんきなことを言ってられない状態になってきています。
さて、強行採決をしたものの、この財源をどう使うかに国民の監視の目は厳しくなっていると思いますが、結局は「官」が垂れ流しているムダ、あるいは国民からだまし取ってきた利権をどう排除するか、つまり行革をどうすすめるかというところに戻ってくるはずですが、谷垣さんように、道路のコストはもう下がってきた、問題はないというまるで官僚そのもののような発言をしているようではこの政権も厳しいような気がします。
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1. この1ヶ月の騒動−暫定税率とガソリン価格− [ 日々是マーケティング ] 2008年05月01日 21:09
マーケティング系ブログでは、老舗の大西宏さんの「マーケティング・エッセンス」から、トラックバッグをいただきました。
暫定税率分が値下がって1ヶ月、恩恵に与った人もいれば、与る事も無く暫定税率復活を願っていた人もいただろう。
多くの生活者は、暫定税率の復活を...
2. 今日の論点!ブログ意見集: 租税特別措置法で暫定税率復活 by Good↑or Bad↓ [ 今日の論点!by 毎日jp & Blog-Headline+ ] 2008年05月06日 09:23
「租税特別措置法で暫定税率復活」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。
この記事へのコメント
1. Posted by 「日々是マーケティング」管理人 2008年05月01日 21:22
日々是マーケティング」管理人です。
TBを頂き、ありがとうございました。
本当に、暫定税率に振り回された1ヶ月だったように思います。
ただその間に分かったことが、イロイロありましたね。
その結果、ますます暫定税率に対して不信感が募ったように思います。
それが国民(というか、生活者)感情だと思うのですが、どうも政治家と国土交通省のエライ人たちには、理解できないようで・・・。
それが、今の日本経済的悲劇のように思います。
TBを頂き、ありがとうございました。
本当に、暫定税率に振り回された1ヶ月だったように思います。
ただその間に分かったことが、イロイロありましたね。
その結果、ますます暫定税率に対して不信感が募ったように思います。
それが国民(というか、生活者)感情だと思うのですが、どうも政治家と国土交通省のエライ人たちには、理解できないようで・・・。
それが、今の日本経済的悲劇のように思います。


