2008年04月23日
「危」を「機」にという楽観主義のオススメ
カゴメが「トマトジュース」や「野菜生活100」の値上げを発表しています。世界的な資源高の影響による値上げは今後とも止まる気配がありません。日経商品指数17種も「第二次石油ショックの影響が続いた1980年11月以来、27年半ぶりの高水準」(日経)となったそうです。
カゴメ野菜飲料など66商品6・5%値上げ
第二次石油ショック当時と比べて違うのは、国内経済がどんどん減速どころか、悪化しはじめていることです。しかも経済・社会の変化に、政府が対応しきれず、総理まで「しかたない」と無関心ですから、当然ながら消費者も、企業も自衛に走らざるを得ません。
とくに国内経済立て直すという発想も政策もありませんから、当然中小企業の景況感も悪化の一途を辿りってきています。また日経の行った消費消費者調査でも、値上げラッシュの影響を節約で乗り切ろうとしているという当然の結果となりました。
中小企業の景況感、4期連続で悪化・1―3月期調査
値上げで9割が買い物で節約・日経消費者1000人調査
政府与党は、暫定税率の強行突破をはかろうということですが、それどころではない事態が訪れているわけで、危機に対する感度を持ってほしいものです。暫定是率の復活を行わないと、税が不足するということですが、国内経済が悪化するとさらに税収は落ち込みます。
経済を立て直すためには、まずは強いビジョンを示して、国民が希望を持てる政策を打ち出す強いリーダーシップがまず必要ですが、財務省のリモコン装置で政治が動いている印象を強く受ける状態では、創造的な変革は期待薄というところでしょうか。輸出は好調続いていますが、国内が元気にならないと、日本は沈んでいく一方となてしまいます。そろそろ発展途上国型の発想から抜け出してほしいですね。07年度の貿易黒字、13.4%増の10兆2246億円
さてマーケティングの視点から言えば、消費が冷え込んでくると、市場のパイが縮小され、生き残りをかけた熾烈な競争が激化してきます。しかも、かつてのように、中国などの途上国から安く商品を輸入して、価格勝負で切り込むというのも難しい状況であり、焦点は非価格競争に移ってきます。
さらに、それぞれのカテゴリーでシェアが強いブランドに集約されていくということになってきます。消費が冷え込めば冷え込むほど、ブランド間競争が激しく起こるということです。これまで以上に淘汰のメカニズムが強く働き始めます。
ところで、景気が悪化し、競争が激化してきて、なにが一番怖いとみなさんは思われますか。消費マインドの冷え込みでも、ライバルの動きでもありません。それは、経営やビジネス現場のマインドが萎縮してしまうことだと思います。
不況期ほど物事は悲観的に考えすぎない方がいいというのが昔からの教えですが、ビジネス・マインドが萎縮し、変化に流されてしまうというのが最悪だとということです。
視点を変えれば、ライバルに差をつける絶好のチャンスが来ているということでしょう。鍵となってくるのは非価格競争でなにができるかです。いくら景気が悪いと行っても市場そのものがなくなるわけではありません。
変化への感度とか知恵比べの競争が始まってきています。「危」を「機」としてとらえる発想力や想像力、楽観主義がこんな時代こそ求められているのだと思います。
カゴメ野菜飲料など66商品6・5%値上げ
第二次石油ショック当時と比べて違うのは、国内経済がどんどん減速どころか、悪化しはじめていることです。しかも経済・社会の変化に、政府が対応しきれず、総理まで「しかたない」と無関心ですから、当然ながら消費者も、企業も自衛に走らざるを得ません。
とくに国内経済立て直すという発想も政策もありませんから、当然中小企業の景況感も悪化の一途を辿りってきています。また日経の行った消費消費者調査でも、値上げラッシュの影響を節約で乗り切ろうとしているという当然の結果となりました。
中小企業の景況感、4期連続で悪化・1―3月期調査
値上げで9割が買い物で節約・日経消費者1000人調査
政府与党は、暫定税率の強行突破をはかろうということですが、それどころではない事態が訪れているわけで、危機に対する感度を持ってほしいものです。暫定是率の復活を行わないと、税が不足するということですが、国内経済が悪化するとさらに税収は落ち込みます。
経済を立て直すためには、まずは強いビジョンを示して、国民が希望を持てる政策を打ち出す強いリーダーシップがまず必要ですが、財務省のリモコン装置で政治が動いている印象を強く受ける状態では、創造的な変革は期待薄というところでしょうか。輸出は好調続いていますが、国内が元気にならないと、日本は沈んでいく一方となてしまいます。そろそろ発展途上国型の発想から抜け出してほしいですね。07年度の貿易黒字、13.4%増の10兆2246億円
さてマーケティングの視点から言えば、消費が冷え込んでくると、市場のパイが縮小され、生き残りをかけた熾烈な競争が激化してきます。しかも、かつてのように、中国などの途上国から安く商品を輸入して、価格勝負で切り込むというのも難しい状況であり、焦点は非価格競争に移ってきます。
さらに、それぞれのカテゴリーでシェアが強いブランドに集約されていくということになってきます。消費が冷え込めば冷え込むほど、ブランド間競争が激しく起こるということです。これまで以上に淘汰のメカニズムが強く働き始めます。
ところで、景気が悪化し、競争が激化してきて、なにが一番怖いとみなさんは思われますか。消費マインドの冷え込みでも、ライバルの動きでもありません。それは、経営やビジネス現場のマインドが萎縮してしまうことだと思います。
不況期ほど物事は悲観的に考えすぎない方がいいというのが昔からの教えですが、ビジネス・マインドが萎縮し、変化に流されてしまうというのが最悪だとということです。
視点を変えれば、ライバルに差をつける絶好のチャンスが来ているということでしょう。鍵となってくるのは非価格競争でなにができるかです。いくら景気が悪いと行っても市場そのものがなくなるわけではありません。
変化への感度とか知恵比べの競争が始まってきています。「危」を「機」としてとらえる発想力や想像力、楽観主義がこんな時代こそ求められているのだと思います。


