2008年01月15日
東芝HD-ハードの主導戦略がどこまで通じるのだろうか
日本国内では、ソニーが矢沢永吉を使ったブルーレイのCMをずいぶん流して勢いをつけている感がありますが、次世代DVD規格で、ワーナー・ブラザースがソニー・松下電器連合のブルーレイを単独採用を決めたことで、米国の映画コンテンツの7割をブルーレイに押さえられてしまったことになり、東芝「HD DVD」はいよいよ追い詰められてしまった感があります。
そこで東芝がとったのは、思い切った価格戦略。昨年10月に発売したばかりの3モデルを半額に値下げして、一挙にハードのシェアを上げることで活路を見いだそうということでしょう。
また、「FujiSankei Business i 」によると、07年の米国で次世代DVDプレーヤー市場で約50%のシェアを占めトップになり、07年10〜12月の米国次世代DVDドライブ搭載ノートパソコン市場で80%以上のシェアを獲得したことも併せて公表したということで、
ハードの主導権を握っていることをアピールしています。
>>東芝、北米で「HD」プレーヤー半額…BD陣営に反撃
メディアのマーケティングというかビジネスモデルは、、最初のセットは安くしてもその後の替え刃で儲かるカミソリのビジネスモデルとか、プリンターは破格値でもその後の補充用のインクで儲かるという「インストール」モデルなので、東芝の戦略はあながち間違ってはいません。
この両規格の競争は、市場の主導権がコンテンツさえ押さえればハードの市場が追従するのか、ハードで市場を押さえれば、コンテンツ側としての映画配給会社をもう一度引き寄せることができるのかという局面を迎え、面白いというとそれぞれに失礼ですが、今後を占ううえでも興味があるところです。
それとも、映画はブルーレイ、PCのバックアップ用は低価格のHDということで棲み分けられていくのでしょうか。
しかし、この両陣営にも難問が控えています。さてこの次世代DVDがいつまで持つのかということでしょう。容量は片面2層で、ブルーレイが50ギガ、HDが30ギガですが、どちらの方式よりもさらに大容量で、記憶容量が1テラバイト、1Gbpsの高速転送が可能なホログラムディスクが控えています。
>>日本発“ホログラムディスク”国際標準化へ――オプトウエアが説明会
さらに、VOD(ビデオ・オン・デマンド)の市場が広がれば、わざわざレンタルビデオで借りるというDVD市場そのものが覚束なくなり、単なるバックアップメディア化していきます。そうなると、HDDとの競争ともなり、またメディアの差別化が難しくなるので、どんどんコモディティ化していく怖れもありますね。また儲からないところでガチンコ勝負を繰り返す日本型競争戦略となってしまいそうです。
そこで東芝がとったのは、思い切った価格戦略。昨年10月に発売したばかりの3モデルを半額に値下げして、一挙にハードのシェアを上げることで活路を見いだそうということでしょう。
また、「FujiSankei Business i 」によると、07年の米国で次世代DVDプレーヤー市場で約50%のシェアを占めトップになり、07年10〜12月の米国次世代DVDドライブ搭載ノートパソコン市場で80%以上のシェアを獲得したことも併せて公表したということで、
ハードの主導権を握っていることをアピールしています。
>>東芝、北米で「HD」プレーヤー半額…BD陣営に反撃
メディアのマーケティングというかビジネスモデルは、、最初のセットは安くしてもその後の替え刃で儲かるカミソリのビジネスモデルとか、プリンターは破格値でもその後の補充用のインクで儲かるという「インストール」モデルなので、東芝の戦略はあながち間違ってはいません。
この両規格の競争は、市場の主導権がコンテンツさえ押さえればハードの市場が追従するのか、ハードで市場を押さえれば、コンテンツ側としての映画配給会社をもう一度引き寄せることができるのかという局面を迎え、面白いというとそれぞれに失礼ですが、今後を占ううえでも興味があるところです。
それとも、映画はブルーレイ、PCのバックアップ用は低価格のHDということで棲み分けられていくのでしょうか。
しかし、この両陣営にも難問が控えています。さてこの次世代DVDがいつまで持つのかということでしょう。容量は片面2層で、ブルーレイが50ギガ、HDが30ギガですが、どちらの方式よりもさらに大容量で、記憶容量が1テラバイト、1Gbpsの高速転送が可能なホログラムディスクが控えています。
>>日本発“ホログラムディスク”国際標準化へ――オプトウエアが説明会
さらに、VOD(ビデオ・オン・デマンド)の市場が広がれば、わざわざレンタルビデオで借りるというDVD市場そのものが覚束なくなり、単なるバックアップメディア化していきます。そうなると、HDDとの競争ともなり、またメディアの差別化が難しくなるので、どんどんコモディティ化していく怖れもありますね。また儲からないところでガチンコ勝負を繰り返す日本型競争戦略となってしまいそうです。
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この記事へのコメント
1. Posted by ひろ 2008年01月15日 20:42
東芝は撤退中では?
露骨に断念しては消費者に対する信用が今後失墜してしまうでしょうから、矢尽き刀折れる風を装うのでしょう。
露骨に断念しては消費者に対する信用が今後失墜してしまうでしょうから、矢尽き刀折れる風を装うのでしょう。
2. Posted by ひろ 2008年02月16日 23:55
予定通り、撤退しましたね。


