農林漁業金融公庫といえば、来年には中小企業金融公庫、国民生活金融公庫と統合されるはずですが、米価の下落や原油の高騰、畜産業は飼料の高騰などで資金繰りが悪化し、経営が厳しくなった農家が多く、緊急的に低利融資する農林漁業金融公庫の「農林漁業セーフティーネット資金」を発動しています。
その農林漁業金融公庫がおこなったインターネットによる食に対する志向調査では、第一位が健康・安全志向(43.5%)、第二位が手作り志向(39.7%)となっています。日本農業新聞によると、「第三位では、三大都市圏の住民が『おいしさ』を挙げる人が多いのに対し、その他の地域の住民は『安さ』にこだわる人が多い」(
記事)そうで、地域の経済格差がでているとしていますが、地方は魚介類にしても野菜にしてももともと美味しいから、『おいしさ』にこだわる必要がないのかもしれません。

食の志向

世代別に結果を眺めると、
20代は第一位が経済性志向(食費を節約したい)で、第二位が美食志向(おいしいものにこだわりたい)。心はB級グルメということでしょうか。
30代は、第一位が手作り志向(36.3%)で、第二位が経済性志向(34.1%)。しかし、第三位美食志向(33.4%)、健康安全志向(31.8%)となんでもありということでしょうか。
40代以上は、どの世代も一位が健康・安全志向、第二位が手作り志向となり、志向が安定してくるようですが、ネット調査で60代はちょっと無理があるにしても、年齢とともに、健康安全志向や国産志向(原材料など国産にこだわりたい)が高まり、経済性志向や美食志向が下がっていく傾向にあるようです。
昨今のグルメ志向を支えているのは、女性と熟年層と思うのですが、美食志向で女性のほうが低いという結果もちょっとどうなんでしょうか。食に関してはライフスタイルとか価値観でずいぶん違ってくるので、年齢で切ってしまうのはちょっと無理があるのかもしれません。
調査結果について詳しくはこちらへ(
PDF資料

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