このところ、さっぱり話題がなくなってしまったSecond Lifeですが、久しぶりに記事がありました。日本のユーザーは「体験」を重視とか言ってますが、よほどタイトルに困ったということでしょうか。
野村総合研究所が日本のインターネット利用者約10万人に対して行った調査ですが、Second Lifeを「知っている」と答えた回答者は53.6%、「利用している(ログインしたことがある)」という回答者はわずか2.4%という結果でした。メディアと広告代理店などの業界だけが盛り上がり、笛吹けど誰も踊らなかったという結果です。つまり、「バーチャル」どころか「幻」に終わったということでしょう。
>>Second Life、日本のユーザーは「体験」を重視--NRIが調査報告

キャズムを超えないと本格的な普及が始まらないということですが、キャズムの縁に届くまでにももうひとブレークスルーが必要ということでしょう。
超ニッチなユーザーにだけに好まれ、もうしっぽの先の細々としたロングテール領域で生きている姿が浮かび上がってきているのですが、まだ電通さんは、クライアント企業さんにSecond Lifeの夢とかを語っているのでしょうか。まあ生きている限り、このままそっとしておいたらどうかと思いますね。


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