山本一太議員が、今回の民主党内の小沢代表の辞任表明と撤回を巡る動きが、民主党に深刻な打撃になるというよりは、民主党がさらに怖い存在になるので、自民党は気を引き締めないといけないということをおっしゃっていましたが、なかなかいい読みをなさっていると感心しました。

実際、この間は民主党一色。政府と与党がメディアでの露出で圧倒するのが常ですが、たとえそれが批判であろうと、野党がこれほどマスコミを占拠したことはちょっと記憶にありません。小沢代表や民主党の動きを批判すればするほど、本音はいかに民主党に期待していたかがわかった人たちの多いことにも感心してしまいました。隠れ民主党ファンとでもいえるでしょうか。小沢代表がそこまで計算していたとはとうてい考えられませんが、マスコミも民主党を批判すればするほど民主党の応援になってしまっていることを気づいているのでしょうか。

さて、やっと渡辺主筆の行った裏工作があぶり出されてきました。それに乗せられた小沢代表も問題としても、それに乗った福田首相も迂闊であったし、「あうんの呼吸」だなんて誤魔かさず、国民にきちんと説明する必要があるのではないでしょうか。
池田信夫さんのブログで思い切ったことが書かれていますが、国民を無視して勝手な振る舞いをした渡辺主筆をこのまま放置していては、この国が引きずってきた政治の暗さ、いかがわしさ、怪しさから縁を切ることはできないように感じます。
>>「偉大なる三流紙」讀賣新聞

もし渡辺主筆にジャーナリストとしての良心が残っており、もはや渡辺主筆のお考えのようなことが許される時代ではなくなっていることをお気づきになるなら、今回の騒動についての責任をおとりになるべきではないか思います。また国民に謝罪する勇気をお持ちかどうかも問われてくるのではないでしょうか。

恐らく誰しも、強行採決などによって、スケジュールに合わせて法案が通っていくことが国会の「正常化」とは考えておらず、しっかり法案が議論され、また行政をチェックする機能を果たすことを「正常化」と考えていると思うのですが、舛添厚労大臣も、C型肝炎ウイルス問題のような人の生命に関する問題は民主党も協力してくれており問題はないと発言されている状況であり、要は与党の国会運営の腕次第ということじゃないでしょうか。
ぜひ、自民党も山田洋行を巡る問題などは、いかに自らの血が流れても真実の追究をやって欲しいし、与党と野党で、どちらが国民のためのいい知恵を出し、また責任能力があるのかを競い合い、切磋琢磨していただければ、政治のレベルも自ずと引き上げられ、もはや死に体となり、腐敗し始めた官僚主導の政治から卒業できる可能性も生まれてくるのではないでしょうか。

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