週間ポストが、山田洋行が受注した175億円の契約リストを載せ、いかに水増しがあったかを解説しています。「早期警戒機のエンジンが相場の3倍」とか、「油圧ショベルは1台1600万円上乗せ」、「てき弾一発でゴルフ接待1回分」など、もしそれらが真実なら、防衛省は税金の詐取に荷担し、さらに接待で還元させていたことになります。

イラクへの自衛隊の派遣も、うやむやになった感があるのですが、費用対効果に疑問がありました。同誌によると、費用対効果どころか、山田洋行から充電が出来ず使えない携帯電話など、無駄な装備を買わされていた疑惑もあるにもかかわらず、防衛省が軍事機密ということで頑なに購入品リストを隠し通しているそうです。

こういった不正に関しては、与党も野党も関係なく、正していくのが政治家の義務であり、いかに政治家に問題が波及しようが、きちんと国会で追及してもらいたいものです。
また軍事機密を盾に経費が闇に潜って行っているわけで、そのあたりもきちんと整理してもらいたいもので、緩みきった体質というか、隊員の不始末で、もっと重要な情報を、ウィルスに汚染されたPCから垂れ流したり、あるいは工作員に情報を流してきた疑いもある防衛省が、都合が悪くなると「軍事機密」というのはいかがなものかと思ってしまいます。

さて、小泉元首相をして「まさか」が多すぎると言わしめた小沢代表の辞意撤回に対する反応を見るために、今朝の讀賣新聞を購入しました。中曽根元総理の発言からすると、国民への裏切りとも言える「連立」にむけた渡辺主筆の逸脱行為があったことはほぼ間違いなく、他紙が小沢代表や民主党の今回の事態の解決方法について批判するのはともかく、讀賣新聞はジャーナリズムの政治介入の是非について見解を述べる方が先ではないかと思いますね。

それよりは、このエントリーは東京に移動する新幹線から投稿します。Eモバイルの威力には感謝です。新幹線沿いを優先的にカバーし、通信可能区間をもうすこし伸ばせばすれば結構売りになるのではないでしょうか。

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