多くの人が予想したように昨日は内藤選手の圧勝でした。亀田大毅が勝つとすれば早いラウンドでラッキーパンチが入るしかなかったでしょうが、想像以上に弱く、内藤も決して調子がよかったわけでもないのに、手が出ず、これまでの試合がどうだったのかと疑わざるを得ない結果となってしまいました。

内藤選手を引き立てる悪役となってしまった亀田大毅選手ですが、反則であるサミングの連発、最後にはついにプロレス技まで出すという醜態をみせてしまい、ボクシング界から追放されてもおかしくありません。
一方の、内藤選手にしてみれば、この試合は大成功で、亀田のおかげで注目され、人気も急上昇、いじめ被害にあっているひとに勇気を与えることもできて、めでたしめでたしでした。

さらに、セコンドに入った兄の興毅も、ひじで目をやれという信じがたい指示をしていたので、この兄にしてこの弟という感じでしょうか。西成のヤンキー兄弟というイメージそのものですが、つい最近、その界隈の通天閣に知り合いを案内していたところ、見物客で混んでいる道路に、猛烈なスピードでつっこんできた黒塗りの車があり、危うく轢かれそうになりました。車内がちらっと見えましたが、亀田の父親に姿形が似たヤクザそのものでした。

亀田大毅も、褒めるとすれば、さすがによく練習しているだけあって、ガードは堅く、またスタミナも十分でした。しかし、いかんせん、いくら練習を積んでも、練習と実際の試合は違います。弁慶と言うよりは悪童のイメージだし、しかも内弁慶でしかありませんでした。
そうそう、落語では弁慶さんというのは、自分でお金を払わず、お座敷で誰かのご馳走になる人のことなので、そんな落語を知っていたら弁慶とかいわなかったでしょうが。

33歳という盛りを過ぎた内藤選手にスピードで負け、反則以外はテクニックもなく、才能のなさなさを見せてしまったので、もうベルトへの期待を消えてしまったでしょうから、もうこれから先に興業をうつのも難しく、その点でもボクシングを続けるというのは厳しいでしょう。

音痴なので音楽の世界は無理だとして、ボクシングの世界からは、赤井英和さんとか、吉本喜劇の「パチパチパンチ」の島木譲二さんとか、漫才のトミーズ雅さんがでているので、そちらのほうに土下座でもして弟子入りするという手がありそうですが、いずれにしてもあの親からは離れて、礼儀作法を一から教えてくれる人のもとにいったほうが良いじゃないかなんてよけいな心配をしてしまいます。
まだ18歳ですから出会いによっては十分に変わることができるのではないでしょうか。

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