イーモバイルを使いはじめると、いちいちアクセスポイントを探す必要もなく、外出先で快適なブロードバンド環境を確保できます。最近、神戸-京都、名古屋、横浜-東京の区間では新幹線でも接続でき、メールチェックとブログのアップロードも可能で重宝しています。もう速度の遅い64KのPHSカードにはとてもじゃないですが戻れません。
実質的には4月からスタートしたイーモバイルですが、6月末で、累積契約数が60,200件となっていますが、まだまだ普及はこれからでしょうね。おそらく64KPHSの企業ユーザーからの乗り換えや、ADSLや光ケーブルの契約をしなくともイーモバイルだけで十分という人もでてきそうなのでまだまだ契約が伸びることは間違いないと思います。
>>ブロードバンドが使えない人の救世主現る!?

さてNTTドコモも、10月22日からイーモバイルと同じHSPDA方式での通信サービス「定額データプラン HIGH-SPEED」をスタートさせます。気になるのは料金ですが、50万パケットまでは4,200円で利用でき、50万〜100万パケットは月額4,200円+1パケット0.0126円、100万パケット以上使った場合は、上限の月額10,500円というのは分かりづらいですね。
>>NTTドコモ、最大10,500円でPC向けの定額データプラン

イーモバイルの場合は、月額使い放題で4,980円です。変動制のライトプランでは年間契約すれば14万パケットまでが、月額2,400円で、超過分すると1パケット0.0105円の計算となり、上限が5,480円です。

計算してみると利用が33万パケットから60万パケットの間はNTTドコモの新プランの方がお得のようですが間違っているかもしれません。パケットで料金が変動するのはわかりづらく上限の低いイーモバイルの方が安心して使えそうです。
またメール送受信やWebブラウジングは可能でも、SkypeのようなVoIPサービス、FTP、Peer to Peer(P2P)、オンラインゲーム、Windows Media Playerは利用できず、映像ストリーミングについても、Flashによる動画配信だけというのはどうかと思いますね。NTTドコモの本気度がまだまだ低いのかもしれません。

イーモバイルだけで展開するよりは、NTTドコモが参入して競争があったほうが市場も活気づき、普及が促進されると思いますが、NTTドコモ次第ということでしょうか。

バナー←いつもクリックありがとうございます