2007年09月11日
「ローリー」 - SONYに一体何が起こっているのだろうか
Appleがいよいよ市場での揺るぎない地位を固めはじめたこのタイミングで、オーディオプレイヤーですか。タイミングをずらして発表するという手もあったのではないかと思います。
>>ソニー、「手のひら」サイズのオーディオプレーヤー「ローリー」を発表
まずは「ローリー」がなにものかをお確かめください。
<動画>音楽に合わせて動き回るローリー(WindowsMedia形式)
下のようなブログ用のパーツも用意されています。
「ローリー」のブログでの商品担当者の言葉では、
1.出会いは「おーっ!!」
2.触れて「ほーっ!!」
3.眺めて「えーっ!!」
だそうですが、ご覧になって、癒されそうだとか、面白いとか、きれいだとか、感動するとか、お感じでしょうか。
「蚊取りブタ」のような物体が踊っていてもなにも面白くありません。
記事ではソニーはいわゆる「ティザー」広告と呼ばれる手法で、今回のローリーが特別な音楽プレーヤーであることを公表し注目されていたと書かれていますが、よほどのSONYファンの方か、業界以外のほとんどの人は、iPodがどうなるのかに関心を奪われていたのじゃないでしょうか。
次に、こちらをご覧ください。昨年の8月末に発表された株式会社ゼットエムピーのmiuroですが、「ローリー」は、この音楽に合わせて移動してくれるmiuroとは違うといえば違うかもしれませんが、どこか発想が似ています。技術供与を受けたのかどうか、偶然の一致なのか、そのあたりはわかりませんが、かつては「独創」のSONYだったはずなのに後発の類似品だという印象を受けてしまいます。
このmiuroは10万円を超えていますが、こちらの「ローリー」は39,800円です。miuroのほうは理解できます。おそらくターゲットを展示会やイベントなどでのビジネスユース、あるいは、こういったメカには出費を厭わない熱狂的なファンと考えているのでしょう。そんなニッチな市場はきっとあると思います。
「ローリー」のほうはあきらかに量産を考えた価格ですが、そんな大きな市場があるとは考えられません。しかもiPod touch8ギガならおつりがきます。いったいどんな人が買うのでしょうか。このプロモーションサイトを見てもよく分かりません。
あえて良い点を探すとすれば、ブルートゥース通信対応のパソコンで再生した音楽をローリーが受信して再生することもできる、つまりワイヤレスで使えるということぐらいでしょうか。それもべつに新規性があるわけではありません。
モノにこだわるということは結構ですが、それ以上にユーザーにとっての楽しさや夢、わくわくする体験を提案するほうが本来の企業の使命であり、そのためにはもっと違ったアプローチもあったのではないでしょうか。
そういえばAIBOが懐かしい気がしますが、昨年にロボット事業から撤退していたはずですが、まだこだわりがあるのでしょうか。いったいSONYに何が起こっているのでしょうか。
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この記事へのコメント
自己中の塊のように思えました。
就職活動中のOB懇談会で感じたことです。
ロボット事業はトヨタへの移転の件もあったように商品は出さないけれども、継続中ですよ。
さっき、有楽町のソニービル3階で、見てきました。
むしろ、盛り上がっていたのは、1階のPSPと2階のサッカーコーナー。担当者1名でした。
「犬のおもちゃ」って感じですね。意外に大きい。
確かに、つるつるのガラスの上で、右回転や左回転や瞬時に動くのだから、すごい技術と思いますけど、別の分野の製品(宇宙とか自動車とか・・なんだろう?)に使ったらいいと思うのですが、そういうものは、残念ながらソニーは作っていない。のでしょうね。音は高音域で伸びがよく、自宅で一緒に踊りたい人にはいいんじゃないかな。
スピーカーじゃなく、カメラをつけてフィギュアスケートの実況に使うとよさそう・・
Rollyとipodを比べている時点で違っています。
もちろん、こういうイロモノ的な商品が存在するという事については、「なんか楽しくていいや」とは思いますが、PS3が大苦戦中の現状で、これを発売する必要性は有ったのでしょうか?。利益が出るとは、とても思えないのですが…。
ロボットで培った技術が生きていて面白そう。
是非購入したいですね。
割と遊べますし、パーティー向き、女性向きの商品だと思います。
携帯音楽プレーヤーと比べるのは、ナンセンスです。
こういった商品をソニーが創るのを止めたら、ソニーの独自の面白さは毀損すると思います。


