事実は小説より奇だといいますが、事実は想像をはるかに超えている場合があることを考えさせてくれる画像がDIGGで紹介されていました。
>>1999 A.D. (Shopping from Home)

1967年にFordグループのPhilco-Ford Corporationが発表した短編のフィルム”1999.A.D.”が、DIGGで取り上げられていました。20世紀末には家庭はこうなるにちがいないという予測を描いたものです。
そのひとつは、家庭でコンピュータで商品を検索しながらショッピングができるようになったり、ご主人が決済している様子が見える面白い映像です。
もちろん、アマゾンの前身であるインターネット書店Cadabra.comが誕生するのがするのが1994年ですから、この予測のようにホームショッピングは実現されました。そのことはいいのでしが、この映像で興味深いのは、PCの操作でダイヤルを回しているということです。チャンネルは回すものだという時代だったということでしょう。
それに今日のようにクリックしながら検索するというハイパーリンクそのものの誕生は相当古いとしても、ウェブブラウザーが生まれるのは1990年以降であり、1967年には想像もつかないことですね。
それに、PCなどのデジタル機器はその後どんどん小型化していきます。それも想像の範囲を超えていたのでしょう。
未来は複数のビッグトレンドが影響し合い、組み合わされてカタチとなり実現されていくのです。つねに複眼的というか複数の視点で物事を見るトレーニングをしておかないと外してしまうということを示唆してくれている映像だと思います。

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