中目黒駅を降り、中目黒GTプラザから商店街を進んで200メートルほど行くと、荒物屋さんのところで交差点になっており、線路に向かって折れるとそこに宮川製菓さんのビルが建っています。宮川製菓さんは創業80年の老舗メーカーさんです。会社に近づくと、仄かに甘い飴の香りが漂ってきます。未だに職人さんが銅ナベを使って、直火で炊いて飴をつくっているからだそうです。
「にっき飴」に人気があるようですが、個人的には「黒飴」のファンになってしまいました。「食品は裏を見ろ」といいますが、コンビニで買ってくる黒飴はまあいろいろカタカナの成分も混じって複雑なのに比べ、『飴職人 黒飴』のほうは、黒砂糖、水飴、砂糖しか表示されていません。さらに無香料、無着色。手作りの飴だからでしょうか、口当たりが優しく、なめらかです。
新製品の『やわらかきなこ飴』は開発に10ヶ月もかかてしまったそうですが、不思議な食感が面白い飴です。試食の価値は高いですね。
巡り会った「小さくとも輝いているブランド」をこれからも時々ご紹介していきたいと思いますし、皆さまがご存じの「小さくとも輝いているブランド」があればぜひお教えくださいますようお願い申し上げます。
>>宮川製菓株式会社のホームページ
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先鋭化された消費者である現代日本人は、マスマーケットで作られたモノから本当のモノを求めているだろう。
そんな中、どんなビジネスでも職人が勝っていく時代がやってきそうな予感がする。
大企業は先鋭化した消費者の細かなニーズに対応できるのだろうか?セグメントがさらにセグメントされ、ターゲットマーケティングがやりにくくなるだろう。
中小企業、地域のお店の時代です。