アバウトミー

この前、ブログを巡回していて「アバウトミー」というブログ向けの新しいサービスをニフティがはじめたことを知りました。ニュース記事を見逃しても、いまや、それなりのニュースは、ソーシャル・ニュース・ブックマークとかブログで取り上げられるとか、二重三重にチェックできるようになっていることはあたりまえのようになっているのですが、考えれば凄いことですね。
「アバウトミー」はもうすでに話題になっていて、いまさらなにを書いているの、周回遅れだぜという人もいらっしゃるでしょが、ご招待を受けましたので遅ればせながらはじめました。
サイドバーのところに、ブログパーツ(Widget)を貼り付けていますので、百聞は一見にしかずといいますから、一度クリックして覗いていただければと思います。なかなかいいところをついたサービスではないでしょうか。
Mixiのような、ともすればちょっと、神経を使うというか、疲れる感じのネットワークではなく、自己紹介を通して緩やかなネットワークを広げるためのサービスです。自己紹介も、紹介文だけでなく、自分のブログだとか、ソーシャルブックマークでどんな記事をブックマークしたかとか、Flickrなどの写真SNSにどんな写真を投稿しているかとか、とにかくRSSで取り込めるものはなんでも取り込んで統合(アグリゲート)することができ、関心事や趣味などをも意識することなくプレゼンテーションできます。ちょっと左脳的なブログを書く人が案外右脳的な写真を撮ってたりするのを発見すると新鮮な発見があり、その人のブログの読み方も変わってきたりします。
質問をつくったり、次々にでてくる質問に答えていくというのも「暇つぶし」になるし、ともすれば堅くなりがちな自己紹介サービスのムードを和らげる役割を効果的に果たしているように感じます。デザインもアメーバブログと間違いそうだし、そういったノリもいい意味でニフティらしくないですね。
ブログは本名でやっている人は少ないのですが、ブログを通したリアルな世界での交流も結構あるので、身近な人はあのブログは誰のブログだということを認知されるようになってきているで、ハンドルネームがもうその人のネットの世界のアイデンティティ、場合によってはリアルな世界のアイデンティティともなっていて、もはや匿名というよりはペンネームとなってきているので、こういったプロフィールサービスが生まれてきてもおかしくない状況となっているように感じます。

異なるサービスがつながっていく時代に

SNSやブログがどんどん広がり、さらにその周辺にさまざまなサービスが衛星のように生まれてくると、当然、それらを連結していこうという動きもでてきます。
MySpaceが、写真SNSのPhotobucketを買収したことが象徴的ですが、MySpaceにかかわる周辺サービスを取り込みはじめてきています。またこのところ自由に参加できるようにして、ぐんぐん加入者が伸びてきたFacebookも横に連携をとろうという動きにあります。SNSがネットの世界のいわばOSのようになって、そこにさまざまなビジネスが乗っていくという流れもできはじめたようです。
ただSNSといっても、MySpaceなんかは紹介制でなく、しかもブログサービスも含んでいるので、日本の紹介制でユーザーを囲い込んでいこうというmixiなんかとはずいぶん違う世界です。日本の場合は、SNSといってもちょっと特殊な感じで、そういった流れや広がりが生まれてくることは難しいでしょうね。
むしろ日本ではそんなことなるサービスがつながっていく流れや広がりが生み出されるベースの役割をはたすのはブログではないかと思っています。テクノラティの調べでは、英語圏のブログ数と同じぐらい、日本語のブログがあるわけですから、日本は量の点ではブログ大国といっていいわけで、トラックバックやコメントでつながるという基本機能だけでなく、ランキングサイト、ブックマークサービス、アフィリエイト広告、ブログで商品を売るためのショッピングカート機能とか、どんどんサービスが広がってきていますが、ブログをOSとして魅力ある新しいサービスが生まれてくることを期待できるのではないかと思っています。
「アバウトミー」は、そんなサービスのひとつとして育っていくのではないでしょうか。


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