『あるある!大事典』問題が、かなり周回遅れという感じで民放連が関西テレビを除名し、また社長辞任となりましたが、捏造はあったとしても、たかが納豆の話で、それよりはワイドショーなど、ニュースなのかお笑いなのかよくわからない『情報番組』とかで酷い番組があり、そちらも『あるある』に負けず劣らず問題だという気がしますが、いかがですか皆さま。
まあ、テレビは広告媒体であり、いかに広告媒体としての価値をあげるか、つまり番組やスポットの広告枠をより高く売ることにテレビ局の基本はあるわけで、その基準となるのが視聴率しかなく、当然現場は視聴率アップのために血道をあげます。それに社員が番組を制作できるわけでもなく、下請けに丸投げですから、現場の管理なんてどだい無理な話です。下請けとしては視聴率があがらないと切られるから、結果として現場の暴走も当然起こってきます。
認可制度のなかで、お互い視聴率競争をやっていれば、社員はアンビリーバブルな高給が保証されているので、それ以上のことは当然考えなくなりますね。
テレビで生み出されるコンテンツの総合的な利益を最大にしていこうという発想も薄くなって当然です。昔、番組のDVD化が起こるまえに、放送局の人たちにコンテンツの販売機会を広げていったらいいね、ドラマやドキュメンタリーなどのDVD化ぐらいから始めたら面白いのじゃないかと言ったら一笑にふされたことを思い出しました。危機感がないので、ネットへの取り組みもやる気があまり感じられません。
限られた、しかも固定したプレイヤーしかおらず、目先の競争には必死にはなるけれど業界そのものの発展、ビジネスの将来を考えないということではプロ野球とよく似ています。
プロ野球は優勝すれば収益もあがるので、いい選手を集めることに熱心になります。各球団が選手確保のために血眼になるのは当然で、それが現場の暴走となり、『栄養費』問題となってきました。西武で騒いでいるけれど、西武だけの問題ではなく、一場選手のときに他の球団もやていたことは発覚したわけで、当然球界全体が汚染体質にあるのじゃないかと見えてしまいます。
脅威に対する感度の悪さも共通しています。テレビ局は、まだ影響を小さく見せられる程度にあるとはいえ、HD録画機によるCM飛ばしの問題や、ネットの脅威がじわじわと押し寄せてきていますが、動きは鈍いですね。楽天とTBSの提携もこれといっった進展がありません。
野球もライバルとしてのJリーグが登場し、さらに大リーグ人気の脅威にさらされ始めているのですが、その対応が遅いというかほとんど手を打っていません。
テレビ局は、日本のコンテンツを育てる、プロ野球はスポーツを育てるということが自らの使命という理念を掲げ、新しい道を拓いていくという発想や選択肢もあるとは思うのですがどうなんでしょうね。そういった志や理想を高く掲げてやって欲しいものです。まだまだ社会に対する影響力は大きいのですからね。
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まあ、テレビは広告媒体であり、いかに広告媒体としての価値をあげるか、つまり番組やスポットの広告枠をより高く売ることにテレビ局の基本はあるわけで、その基準となるのが視聴率しかなく、当然現場は視聴率アップのために血道をあげます。それに社員が番組を制作できるわけでもなく、下請けに丸投げですから、現場の管理なんてどだい無理な話です。下請けとしては視聴率があがらないと切られるから、結果として現場の暴走も当然起こってきます。
認可制度のなかで、お互い視聴率競争をやっていれば、社員はアンビリーバブルな高給が保証されているので、それ以上のことは当然考えなくなりますね。
テレビで生み出されるコンテンツの総合的な利益を最大にしていこうという発想も薄くなって当然です。昔、番組のDVD化が起こるまえに、放送局の人たちにコンテンツの販売機会を広げていったらいいね、ドラマやドキュメンタリーなどのDVD化ぐらいから始めたら面白いのじゃないかと言ったら一笑にふされたことを思い出しました。危機感がないので、ネットへの取り組みもやる気があまり感じられません。
限られた、しかも固定したプレイヤーしかおらず、目先の競争には必死にはなるけれど業界そのものの発展、ビジネスの将来を考えないということではプロ野球とよく似ています。
プロ野球は優勝すれば収益もあがるので、いい選手を集めることに熱心になります。各球団が選手確保のために血眼になるのは当然で、それが現場の暴走となり、『栄養費』問題となってきました。西武で騒いでいるけれど、西武だけの問題ではなく、一場選手のときに他の球団もやていたことは発覚したわけで、当然球界全体が汚染体質にあるのじゃないかと見えてしまいます。
脅威に対する感度の悪さも共通しています。テレビ局は、まだ影響を小さく見せられる程度にあるとはいえ、HD録画機によるCM飛ばしの問題や、ネットの脅威がじわじわと押し寄せてきていますが、動きは鈍いですね。楽天とTBSの提携もこれといっった進展がありません。
野球もライバルとしてのJリーグが登場し、さらに大リーグ人気の脅威にさらされ始めているのですが、その対応が遅いというかほとんど手を打っていません。
テレビ局は、日本のコンテンツを育てる、プロ野球はスポーツを育てるということが自らの使命という理念を掲げ、新しい道を拓いていくという発想や選択肢もあるとは思うのですがどうなんでしょうね。そういった志や理想を高く掲げてやって欲しいものです。まだまだ社会に対する影響力は大きいのですからね。

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安いわりにはおもしろいですよ。