もうオジサンは、電子マネーとかおサイフケータイみたいなものにはついていけないという話ではありません。なにごとも、体験してみないとわからないということで携帯でEdyを使えるようにしたのですが、実際使おうとすると使える店のあまりの少なさに愕然。電子マネーって日常的な最寄の買い物には便利なはずですが使える店が少なすぎるのです。
近くのローソンはドコモのiDでしか使えません。Edyが使える店を行動範囲の住所で検索したら、東京で2480店、大阪で1102店ですが、より生活圏に近い「吹田市」では、なんと28店しかなく、また東京の「中央区」でも127店しかありません、使える店が疎らに点在しているにすぎないかがわかります。
それでは、Edyを使うためにはわざわざ使えるお店を探していかなければいけないということです。程度の差こそあれiDも似たようなものです。
生活圏の『密度の経済』でなりたつものが、その程度じゃ値打ちがありません。やっと近くのampmとマツキヨで使えることがわかりましたが、Edyが使えるということで店を選ぶわけがなく、入金したものはそちらで使い切るとして、二度と入金しません。
現金禁止!「おサイフケータイ」だけで人は1週間暮らせるか?といった体当たり体験が書かれたのが一年ほど前ですが、いまも状況はあまり変わっていません。いくら利用店が増えたところで、利用者の生活圏でのカバー率が問題なので、いまのカバー率の程度では、t使い切れず、滞留する現金で利益を取るビジネスモデルじゃないかって勘ぐりたくなります。
実際に使うユーザーの利便性ではなく、それぞれ自社が囲い込みでやっているものだからそうなってしまうのでしょう。電子マネーって、ユーザーの利用頻度が高いSuicaなどの交通系のもの以外は、いまのままでは将来性が感じられないですね。

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