海外のドットコムサイトを日替わりで紹介してくれているブログ「百式」で、より効率的なキーボード配列を提案しているColemakが取り上げられていました。
>>改善キーボード(Colemak.com)

タイプライターそのキーボード配列についてです。現在私たちが使っているのはQWERTY(クワーティ)配列といわれます。19世紀に発明されたものです。慣れてしまうと、あまり普段は意識することはありませんが。どうみても奇妙な文字配置です。
なぜ、そのような不自然な配列が発明されたか、またその後も、このColemanのように幾度もより効率的なキーボードは配列が考案されチャレンジされてきたにもかかわらず、なぜこのQWERTY(クワーティ)配列が利用され続けてきたかは不思議な謎です。
まず、みなさんは、このQWERTY(クワーティ)配列がなぜ生まれたのかと思われますか。いかに私たちが思い込みの住人であるかを実感するためによくつかわれる例題です。きっとより早く打てる配列なんだろうとか、使う指が均等になる配列じゃないかとか、きっと間違いなく打てる配列になっているなど、いろいろ合理的な理由を探そうとします。より効率的なものが結局は支持されるという思い込みがあるからです。
タイプバーいろいろ説はあるようですが、定説では実は早く打てないようによく使う文字は打ちにくいところに配列してあるのです。典型はaのキーです、なぜ不便な左の小指のところにあるかです。では、なぜ早く打てないように配列したのでしょうか。これは古いタイプライターを知らないとわかりません。電動式のタイプライターが登場するまでは、パタンパタンとハンマーのように先に文字がついたタイプバーがカーボンのリボンと紙に叩きつけられます。それで印字ができます。ところがタイプバーが同時に打ち込まれると、アームが絡んで、ストップしてしまうのです。だからできるだけ絡むということがないようにスピードを抑える工夫がなさたのが今のキーボード配列となたったのです。
次の謎は、なぜそんな機械式のタイプライターから電動式のタイプライターに変わり、またPCのキーボードとなったにもかかわらず、そんな不便なQWERTY(クワーティ)配列が生き延びてきたかです。これは最初にQWERTY(クワーティ)配列でキーボードを使うことを覚えてしまうからだといわれています。少々不便でも、わざわざ新しい配列を覚え、さらに慣れるには労力がともなうからだといわれています。
慣れてしまえば、あえて新しい文字配列のキーボードを使うほど不便を感じていないということかもしれません。
だから、新しい配列のキーボードは、熱狂的なファンを獲得しても、普及の理論でいうキャズムをどれも越えられなかったということでしょう。日常使うもののなかにも不思議な謎ってありますね。

※今日の写真はFlickrの写真を利用しています。とFlickrのオリジナルの写真ページにリンクを張っておきました。

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