「米国でインターネットを使って配信される動画の60%は,我々のサイトから発信されたもの。最も大きな競合サービスでも,シェアは10%にとどまる」

YouTubeのCEO、Chad Hurley氏がStanford大学で開催されたイベントで語った言葉が日経BPのTech-Onに紹介されていました。また「毎日約6万5000本の動画をアップロードし,約1億本の動画が視聴」されているのだそうです。
「YouTubeを米国に限らず全世界にメディア配信サービスを提供するサイトにしていく計画」ということですが、すでに日本では、YouYubeの利用者が急増しており、FujiSankei Buisiness iの記事によるとネットレイティングの調査で、5月には月間利用者が410万人に達してGyaoを抜いています。
これだけ、利用者が広がってきたのもほとんどがMIXIやブログからで、YouTubeの動画をリンクさせたり、マルセルさんのブログ「時事を考える」のようにEmbedを貼り付けてYouTubeの動画を紹介するサイトが目立つようになってきました。これがネットにおけるバイラル効果のすごさじゃないでしょうか。
このモンスターともいえるYouTubeについては、まだビジネス・モデルが確立しているというわけでなく、「ビジネスモデルなしに突っ走るweb2.0」でそのことを取り上げましたが、調査会社IDCのリサーチアナリストは、「YouYubeの成功は一時的」であり、広告で利益をあげるしかなく、しかも広告掲載によってファンを失いかねないというのですが、それはないような気がします。投稿した動画に広告を挿入したり、広告の入った動画を貼り付けてアフィリエートにするということも想定しているのでしょうか。
しかし、またYouTubeがメジャー化するとともに、著作権問題も大きくなってきて、「1990年代末に、Napsterはカルト的な地位を確立したが、合法ビジネスへの転換を図ろうとした途端にファンに見捨てられた」とNapsterにイメージを重ねて、YouTubeの将来は厳しいとしています。
はたしてモンスターとなってきたYouYubeがどのようにビジネスを確立していくのか、また著作権問題をどのように裁いていくのか、ますます目がはなせなくなってきました。

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