2005年11月24日
テレビ報道もヒューザー社長を朝から怒鳴った「みのもんた」もちょっとねえ。
おかしい。なにか強度計算偽造事件報道はママスコミの報道というかTVの報道がおかしい。木村建設が雲隠れし、今は、建築主のヒューザの小嶋社長が、積極的にマスコミにも登場するようになったということもあり、この事件の主犯としてヒューザーのバッシングがはじまりました。
今朝も、みのもんたが、ヒューザーの小嶋社長を、大声で一方的にまくしたてていましたが、(ほんとうはみのもんたの勘違いだと思えましまたが)みのもんたに限らず、きっと建築主のヒューザが構造計算の改ざんを指示、強要したという裏を取っての報道なのでしょうね。それ以外は考えられない報道の姿勢です。事件としては、悪徳業者としてヒューザーを血祭りに上げるほうが視聴率も上げやすくでいいのかもしれませんが、違ったらどうするのでしょうか。
しかし、たとえそうであっても、肝心の姉歯設計士、元請け設計事務所、検査機関のイーホームズ、また国土交通省への取材は極端に緩いのには驚いています。問題はそっちのほうが大きいはずですから。
売主にしても同じ。最大の被害者なのだが、売主イコール悪とTVではあたかも加害者であるかのような扱いだ。改ざんを指示したのならともかく、責任を問われてもなあ。法や国家の定めたシステムに従ったのに、結果次第で罪を問われるなんて、コレでは法治国家というより、放置国家だ。(オオッ、我ながらウマイ!)
もちろん、欠陥マンションを売った建築主のヒューザーの社長が「僕は名前がオジマだからオジャマモンとでも読んで下さい」というような不謹慎な態度は、DAN’S CAFE♪さんが「バカ社長のコメント! 」で指摘されているように、不愉快であり不謹慎というか、アホかと思いますが、ヒューザーだけを責めればいいという問題ではないはずです。
建築主は競争に勝つためにも、コスト削減をしようとするのが自然であり、「カタイこと言わずに安く建ててよ」という話は当然起こってくるでしょうし、「えぇー、できないのなら事務所変えるよ」というやりとりがあったって世間では普通でしょう。
しかし、そういう市場原理で、建築基準を満たさない欠陥建築物がどんどん建てられては問題なので、市場原理の暴走を歯止めするために検査制度があるはずです。
しかも、Think difficult!さんが、「情報の非対称性」という言葉で説明されていますが、要は売り手はマンションの強度の知識があっても、買い手には知識がなく、見栄えや間取り、室内設備でしか判断できないので、手抜きのある危険なマンションでもいいマンションだと乗せられ騙されても当然で、そうなると危険な不良物件がどんどん流通してしまいかねません。だからこそ公的介入、公正な第三者による認定が必要であり「マンションの購入者はいちいち構造計算書類を自分でチェックしなくても、官が確認・検査をしていることを信頼して買う」 (なんでもかんでも「民間にできることは民間に」か?)ことになります。
いやいや、それぐらいの倫理観をもてよという反論もあるでしょうが、あの天下の三菱だってリコール隠ししたぐらいです。業界に倫理を求めても限界があります。ましてや、建築業界は、談合も、政治献金も、天下りもなんでもありの世界です。
みのもんただって偉そうに言えないはず。自分の会社ミコクが水道工事談合事件を起こしたことをまだ覚えている人はいますよ。
この人が、裏社会や自民党議員、国交省役人とヒューザの関係、さらに木村建設の裏にいる人のことをほのめかしていますが、大手の会社であれ、不動産や建築業界に関わる人たちで胸を張って怪しげな人たちと関係を持ったことがないと言い切れる会社がどれぐらいあるのでしょう。
姉歯建築士の犯罪であることは明確とはいえ、姉歯建築事務所に、経済的責任を負う能力があるわけがなく、責任を負うべきは、まともな検査をしなかったイーホームズにもあり、イーホームズに責任を取る能力がないとしたら、検査機関として認可すべきではないのじゃないかと思います。
今回の事件は、ヒューザー、木村建設、姉歯という悪人たちのしでかした問題として処理しようという報道姿勢を感じてしまいますが、しっかり構造を考えて、問題を捉えないと第二・第三の事件がいくらでもでてくるのじゃないでしょか。
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この記事へのコメント
トラバならびに記事での言及ありがとうございます。
>ヒューザーだけを責めればいいという問題ではないはず
おっしゃるとおりです。が、一方ヒューざーは善意か悪意かは関係なく、購入者に対して直接瑕疵担保責任を負っているので、その点では購入者に対してあれこれ言い訳をするのは見苦しいと思います。
ただ、あの社長が「私も被害者だ」と、ある意味で開き直りを
見せてるのもイメージを悪くしてる一因かと。
一方で、同じく販売会社でも、建て直しを発表したところも
有るくらいですし。
乱暴な言い方かもしれませんが、オーナー企業と上場企業では
ここまで対応が違うのか、と思ってしまいます。
その意味では、この事件は酷く悪質なもので、紋他が怒るのも無理はない気がします。(とはいえ、パフォーマンスの要素が強いというか大半でしょうが。)
藤田氏のブログのない用に共感できたので、リンクを張っておきますね。
http://www.fujitanaruhito.com/blog/archives/001578.php
>>だからこそ公的介入、公正な第三者による認定が必要であり
>>「マンションの購入者はいちいち構造計算書類を自分で
>>チェックしなくても、官が確認・検査をしていることを信頼して買う。
自動車の車検は、ほぼ民間ですが・・・・。官にやらせると
消防関連しかり天下り団体が増えるだけです。検査させるなら
民間で見なし公務員として責任を持たせれば良いだけかと思います。
良い悪いの問題ではなく、早朝から茶番を演じるみのもんたに辟易。
あいつは自分の演じる役割を分かっていすぎる。
この問題のおかしさは、事件発生のプロセスとそこに関わった人間・組織の故意又は未必の故意が問題なはずなのに、そこには一切触れず、「結果」と一般論の「責任」部分だけを取り出して、槍玉に挙げやすい者を吊るし上げている点です。
いまだに数値的には経済大国なるも、民度はにわか成金。その中にあって貴兄のような方がいることが、この国の救いです。
トラバさせていただきました。
何か「悪者」を作れば良い事でもなくて
ちゃんと「構造」を考えて対策を考える必要はある
とは思います。
だけど
建築主、建築会社、設計会社、検査会社が
みんなグルにならないと成立しない犯罪でしょうし
(だって、明らかな手抜き設計によって
経費を浮かしていたのは明らかなんでしょ?
なら、他に設計させるより異様に安い訳で・・・
それを「注文」して「うちは関知しない」は通用しないですよ。
それで一番設けたのはどこなんだって話でしょ?)
そういう意味で「組織的詐欺」としか言いようがない事件なんですから
その「詐欺」に関わった人間や会社が強く批判されるのも
当然じゃないか、とも思うんです。
「私たちも被害者である」という趣旨の発言に容赦無く突っ込みを入れていたのは、購入者本位の発言を引き出したかったからだと考えます。ホテルなどへの避難にかかる出費の補償について食い下がったのも、7000円という中途半端な額では避難しない購入者もいることを想定してのことでしょうから、私には納得できるものでした。
実際、避難の費用は全額負担という言質を引き出したのですから、購入者に対して力強い支援となったのではないでしょうか。
同じ規模の建物であれば必ず同じ強度の物が必要です。また同じコストがかかります。
同業者間であれば必ずおかしいことがわかることから
みんなグルの計画的詐欺と断定できます。
ただ、この事件が連日TOPNEWS扱いされる報道姿勢に
疑問をもちます。ちらほらこのような場合の保険の
話が出てきています。穿った見方をすれば、新しい
保険を売りやすくする為に大きく取り扱っているのか?
とも思えます。いままで通り行政が確認申請を行えば
よいので、今後の対応には注目しています。
法律、業界の慣習、売主の誠意ある情報提供、買主の学習能力など、複数の角度から見直していく必要があると感じます。
マスコミ頼りの世直しには限界があります。
買った側の責任はゼロでしょうか?
差し控えるよう強く求めたという。
さらにその後、小嶋社長は「いやあ、この間、震度4かなんかがあった時も大丈夫だったじゃない。
大丈夫だよ。大丈夫」と関係者に話し、問題の公表を遅らせようと主張したという。
実際にこの問題が表面化したのは、11月17日の国土交通省の発表によるもので、問題の
話し合いから3週間もあとのことだった。
小嶋社長は問題発覚後の会見で、マンションの住民に対し「大変申し訳なく、皆さま方の
生命の安全を脅かす状況であることは、断腸の思いでございます」と頭を下げていた。
また、公表したコメントでも、「驚天動地」、「青天のへきれき」と事態を初めて知らされたかの
ような態度を示していた。
(・∀・)ニヤニヤ
あれってみの売りみたいな物だから
そんなに気にしないでもいいと思うけどね
前になんかの出演者(政治家の郵政民営化の投票辞退?)にも同じようなことをしていたし
あれ以来みのの怒号が飛び交う番組という認識です
確かに今回の問題は大西さんの言う通り
関連している全ての人たちがズレており
建設業界の膿がどれだけたまっているのを
世間に知らしめた形になったと思います。
もちろん私もオジャマモンだけが悪いとも
思っていません。
ただあまりにも人命がかかっている大きな
問題を起こした割にはバカなコメントしか
出来ないのでそこをクローズアップして
取り上げてみたんです。
人間に欲とか業がある限り巨額のお金が動く
マーケットで何らかの不正が起こるのは歴史の
常なのですが・・・。
ホントにやりきれないですね。
国民の生命と財産を守る名目で搾取するだけのこと
登記に公信力ないのは常識ですよね
藪医者にかかって子宮取られたからといって国は補償しません。
もんたの狙いはオジャマモンを血祭りに上げて、矮小化すること、姉歯に問題をとどめることにあります。
「小さな政府」とは国の借金を増税で棒引きすることなんですよ。歳出を減らすことなんかじゃありません。
そして、その尻拭いに税金を投入しようとしている北側国土交通大臣も創価学会員です。
創価学会の狂信者達は、どこまで身勝手なのでしょうか?
被害者の代表も創価学会員?という情報も読んだ覚えがあります。
創価学会の悪行もいい加減にして欲しいですね。
こんなカルト集団が作った公明党など皆で潰しましょう。
【参考ブログ】
創価大学出身政治家・北側国土交通大臣が公金を投入したがる理由とは!?
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10006879677.html
必撮!勤め人 2005年 11月 29日 人命のデフレ(GRD)
http://artisan.exblog.jp/2032542


