2005年10月07日
阪神が熱いですね。
阪神は強くなりました。日本シリーズも制することができるでしょうか。かつては、ファンが選手を甘やかし、選手は練習不足で肥満体型。フロントもお金をかけたくないというだけの経営で、江本氏が「フロントがアホやから」と言った駄目トラ時代とは隔世の感があります。
星野さんが来てから阪神は変わりました。二軍監督から積み上げてきた岡田采配もなかなかなもので、人気も関西だけでなく全国区で急上昇中です。
もともと関西は、他の地域からきた人びとを柔軟に受け入れ、それで経済の活力を生みだしてきたので、まさに本来の関西らしい再生のしかたで成功したということでしょう。さらにいうなら、関西は進取の気性があり、新しいビジネスのしくみも積極果敢にとりいれてきましたが、このところ保守化が進み、元気を失っていたように思います。
そこに、今回の村上ファンドからの阪神タイガース上場計画の提案です。いいですね。プロ野球球団上場は、ぜひとも関西初でやってもらいたいものです。
阪神さんも「野球協約があって難しい」なんて言わずに、真面目に検討してくださいね。最初は強く反発していた阪神さんも星野SDも当初よりは発言がちょっと慎重になってきたようです。
阪神ファンも、ちょっとまだとまどいもあるようで、反対という人ばかりがとりあげられていますが、テレビで阪神タイガースファンの西川のりおさんが熱く株式上場すべきと語っていました。やがてファンも二分する熱い議論になってきそうです。
しかし、阪神タイガースが上場でもしようものなら、「株主特別招待席」目当ての人、一度はオーナー気分を味わってみたいという人、阪神グッズ感覚で記念に株を買うという人が殺到したり、YAHOOファイナンスの掲示板も試合のたびに賑わうことになるでしょうね。今でも人気上昇の阪神タイガースが、さらに人気をかっさらうということもありえるわけで、当然、読売側は面白くなく黙ってはいません。
さっそく、野球はグラウンドではなく、野球協約でやるんだといいたげな読売のじいさんが吠えています。
ハゲタカだ。空売りで儲ける気だ。八百長になる。
アホか。野球協約を読む前に社会常識を身につけたらどうですか。大株主が空売りなんか出来ません。
「球団を上場すると投機目的に使われ、スポーツを冒とくするもの」とコミッショナーがその後押しをする発言しましたが、まだ居座っているのですかこの人。読売じいさんの提灯持ちだって言っているみたいなものですから、発言は気をつけた方がいいですよ。スポーツを冒涜してきたのは読売じいさんだし、スポーツの危機に責任を果たさなかったのはあなたですよ。
さらに巨人の巨人滝鼻オーナーが上場は「問題大きい」といってますが、問題なのはプロ野球の足をひっぱっている巨人軍であり、じいさんを制止できず、好き勝手言わせているあなたでしょう。他球団のことに首を突っ込むまえに巨人とじいさんをなんとかしたらどうですか。
読売は、野球協約を都合のいいときだけ、金科玉条のようにふりかざそうとしていますが、それをねじ曲げてきたのも読売で、日本国憲法じゃあるまいし、野球協約は、時代にあわせてどんどん変えていけばいいのです。
まあ、村上ファンドの買収劇は、阪神タイガースの上場という問題を抱えて、いっそう熱くなってきました。経済に興味のないひとの関心も引き寄せてきています。
しかし、テレビでとりあげる上場反対のファンの取り上げ方は何か、阪神ファンや大阪のイメージを変な方向に作り上げようとする意図を感じますね。関西の学者さんで、上場はチームを育てる長期的視点が欠ける恐れがあるといっている人がいますが、プロ野球球団を持つどの企業にそういった、長期的視点や戦略性があったのでしょうか。教えて欲しいですね。
まだ球団もファンはとまどっており、球団が上場するとどうなるのかという理性的判断よりも、どうなるのかという不安や感情的な反応が目立っている状態でしょう。きっと、星野さんが上場はいいことだといえばいっぺんに流れは変わるでしょうね。
もちろん、かならずしも上場がいいとは限りません。しかし上場するメリットもたくさんあります。世の中に絶対と言うことはなく、しっかり議論して決めればいいのです。だた上場反対を感情的に叫んで、読売に加担することだけはやめませんか。
上場しようがしまいが、野球を面白くする主役は選手です。阪神タイガースのみなさん、まずは日本シリーズを熱く闘って、野球そのもの、スポーツをどんどん熱くしてくださいね。
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この記事へのコメント
「まだいたの?」
まさにそれですね。
子会社なわけですから、球団の上場は親会社を買収すれば陶然でてくる問題でしょう。
「勝敗で株価が左右される」
い〜じゃあないですか。通常の企業の売り上げや利益などで左右されるわけですから。
球団=企業でしょ。
それがいやなら「財団法人」やNPOにしたらいいんじゃないでしょうか。
「球団はファンのもの」
を大義名分によくオーナー達は言うけれど、
「ごまかされませんよ!」
オーナーのもの、企業のものでしょ。
ファンのものなら
「ファンの意見をもっと聞いて判断します」
とか発言があってもいいのではないでしょうか?
日本もやっと、「民主主義」「資本主義」の流れがはじまったようですね。今後の流れが楽しみです。
「官から民へ、オーナーから民へ」ではないでしょうか。今、変わらなければ、変われなくなって自滅じゃないでようか。業界全体が・・・。
渡辺氏が「株式上場は八百長につながる」と言っているようですが論理的整合性がまったくありません。
阪神ファンの一部が村上ファンドに対して抗議行動を起こしてるようですが、取り立てて優秀とも思えないし、ファンサービスに熱心とも思えない、阪神タイガースの現執行部をそうまでして守る義理がどこにあるのかサッパリ理解できません。
カツカツの生活を送っている人々を拒絶する会員制の幻想クラブには阪神や巨人は向いていないと思います。
もっともっと、スポーツが発展するきっかけになるのでは!
根来率いるコミッショナー事務職の連中はナベツネの息のかかっているかかしだ。読売新聞の出向先みたいだ。そういう奴らが公平に判断を下せるわけがない。
彼らは既得権益を守りたいだけなんだろう。
それが球界の秩序を守った形での提案になるか、疑問です。
おそらくはドラフト撤廃など自由競争を求める声になるでしょう。金のあるチームならその方が有利ですから。
それは皮肉にも今までのナベツネ氏の主張と重なることになります。
特定チームの「ファン」なら、球界全体のことを考える余裕も出てくるでしょうが、「株主」となると話は別です。機関投資家も入ってきますしね。
つい昨年、ファンは8球団1リーグ制というある意味市場原理に則った提案を拒否したばかりなのに、それを招きかねない球団上場という別の市場原理を球界に持ち込むことに賛成する人が多いことについて奇異な感じを覚えます。
8球団1リーグを「市場原理に則った提案」という根拠はどこにあるんでしょう?
密室で爺さんたちが勝手に考えた「妄想市場」とは違う反応が「現実市場」で返ってきたってのが去年起こった事でしょ。
それと、特定球団の経営者がリーグ全体の運営に大きな影響力を及ぼすという間違った現状を前提にしてるのもおかしな話です。
まずはそこを直さないと。
感動のあまり、私のブログにて
トラックバック&引用させていただきました。
事後報告ですが、何卒、ご了承のほどを。
それにしても、球団の上場=悪、という報道の流れが
なんだかすごく気持ち悪いです。
そうでないと、なんとなく金の亡者的な胡散臭い雰囲気の村上ファンド代表の側面ばかりがマスコミによってクローズアップされた印象を受けてしまって、そのイメージだけが先行するためにまったく加担する気にもなれないのが現状のような気がします。
赤字で維持できないから合併といってた「市場原理」のことですよ。私は野球界に当てはめるのは反対だったけど普通の市場なら一理あるでしょう。
>特定球団の経営者がリーグ全体の運営に大きな影響力を及ぼすという間違った現状を前提にしてるのもおかしな話です。
阪神が上場した場合、人気球団であるためただでさえ発言力は大きいのに加え、株主の意見と言う正論をバックに、より球界での発言力が高まります。
それは「特定球団の経営者がリーグ全体の運営に大きな影響力を及ぼす」ことになります。
パリーグも人気が出てきて、逆に読売グループの発言力も徐々に弱まりつつあり、「現状」も変わってきています。この流れを続けることだと思います。
赤字で1球団が倒産しようが合併しようがそれは市場原理と言えるかもしれませんが新規参入に不可解な参入障壁を設けてるのは市場原理に反すること。
そして合併以外の選択肢もあったのに合併に拘った理由が「赤字だから合併した」というより「兎に角球団数を減らし1リーグにするため合併した」と多くの人が感じたわけ。
勿論「赤字だから合併した」んでしょうが、本当にそんな単純な理由「だけ」で合併したのか?という部分に誰もが疑問と反発を抱いたわけ。
それと、人気球団だから発言力が大きいというのは、日本プロ野球組織が組織として未熟な証拠です。Jリーグで浦和レッズの発言力が強いということはない。MLBであのヤンキースのスタインブレナーは過去にオーナー資格を剥奪されたことすらある。特定人気球団の意向に組織全体が左右されるというのは馬鹿げたことです。
どうして自分にはこのように思った事を表現出来ないのか情けなさも、、、
村上ファンドから堀江さんに株が流れるというシナリオが実現すると例のおじいさんはきっと脳卒中で倒れるんじゃないかとひそかに期待してるんですがどうでしょう?
何度もいっているように自分達の既得権益を守りたいんだな。球団の赤字なのは経営者の責任なのだが、その経営者は親会社の社員の出向先だから赤字を垂れ流すだけ流しておいて2、3年たてば親会社に戻ってしまう。
あと日本プロ野球機構コミッショナーのゴロネというあだ名がついている根来はナベツネの子分みたいなものだし、プロ野球を私物化しているナベツネ読売の子会社みたいなものだから、村上さんや堀江さんみたいな人が出てもっとかきまわしてもらわないといつまでたってもプロ野球は公共のものではなく読売クラブの私物化のままだろうな。


