大相撲秋場所が始まっていることすら知らない人すらいらしゃるのじゃないでしょうか。相撲の人気はどんどん落ちてきています。こちらも大改革の必要があるのでしょうが、なかなか進みません。最近の話題と言えば場外での若貴相続問題ぐらいでした。
朝青龍が強すぎて、ライバルらしいライバルがいないことも盛り上がらない原因のひとつになっていると思いますが、なんと一昨日の初日に新小結の普天王がやってくれました。横綱朝青龍に寄り倒しで勝っての大金星です。大関陣が不調のなかで普天王は、昨日も勝って好調のスタートを切りました。
相撲では、若乃花と栃錦、大鵬と柏戸、近くは貴乃花と曙など、やはり強力なライバルがいてヒーローはさらに光ってきました。この朝青龍と普天王は、なんと高校時代からのライバルで、高3時代のインターハイで、普天王が勝っており、「高校時代に煮え湯をのませた朝青龍には、角界入りしてから目の敵にされ、まだ番付を上げる前から、けいこで執拗(しつよう)にマークされてきた」そうです。この普天王が注目されるのは、ひさしぶりに朝青龍のライバルがでてきたというだけでなく、「自分の相撲をスポーツデータ分析の会社で解析してもらうなど新時代の力士」であり、さらになんと力士としてははじめてBlog「現役力士 普天王 そすこい大相撲日記」を今年の2月1日から開設しているのです。初日の金星で、普段は2000程度のアクセスが、一挙に2万5,000にアップしたとのことです。
見てみると、面白いですよ。息があがっているところに、アナウンサーから質問され、ほとんど頷くだけのインタビューとは違う味があります。「現役力士 普天王 そすこい大相撲日記」はアメブロですが、アメブロを運営しているサイバーエージェントの藤田社長も朝青龍に勝ち、初日がでたことが嬉しかったようで、ブログに書いていらっしゃいます。
改革を訴えても、なにか根っこには古い体質や思いこみから逃れられない性格を感じる貴乃花にはあまり期待できませんが、普天王でまずは距離感やイメージから変えてくれたらと願うばかりです。
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