バイラル広告もびっくり 涙の記者会見

いつもテレビはほとんど見ないで聴いているほうですが、なにげなく見たときに、サザンの桑田さんが涙を流しながら謝罪の記者会見をしており、ちらっとしか見ていないので一体何事が起こったのかと訝しく思っていると、なあんだ７年ぶりのオリジナル・アルバム「キラーストリート」のＣＭなんですね。
ＴＶで注目されるようになったバイラルマーケティングやバイラル効果を狙った面白ＣＭに限らず、「ねえ知ってる？」という会話のネタそしてインターネットで話題となり、それがさらにウィルスのようにメールや口コミで広がっていくという現象は、空耳のフラッシュ作品まで出現した『恋のマイアヒ〜』（ここのも面白い）のヒットの背景にもあったのじゃないでしょうか。なんとオリコン一位にまでなりました。経過をご存じでない方は、こちらをどうぞ。
インターネット広告が、ラジオ広告を抜いたという規模の問題だけでなく、インターネットは話題の作り方や口コミ効果をどうつくるのかと言う点で、ＣＭの企画のありかたを変化させてきているように感じます。
資生堂の『ＵＮＯ』が、ナンバーワンプロジェクトと題して、若手芸人を５４人も集めてやってますが、これもネットをかなり上手に利用しています。まあきっと５４人分合わせてもギャラはたいしたことないような気もしますがどうでしょうね。その点でもいい企画かもしれません。それに誰がでてるんだと、いろいろ見て、それがまた話題になるという楽しみもありますね。谷啓さんがでてるっていうのも面白い。

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