またコンセプトです。昨日の帰りの新幹線で書いたものを投稿します。
今回は、「アイデア」「コンセプト」そして「計画」の3つを整理をしておきましょう。私たちは、市場の流れや販売動向、また販売店やユーザーなど顧客の声、さまざまな調査データ、あるいは書籍や雑誌、新聞、インターネットからの情報を得ながら、きっと、この商品の、ここを改良をすればもっと売れるのではないかとか、こんな機能が求められてるのではないかとか、こんな提案をすれば、きっともっと多くの人たちに使ってもらえそうだとか、なんらかの着眼点を見いだし,問題を立てていきます。レベル差はあるでしょうが、なんの問題も立てない、なにを解決すればよいかという着眼点もないという人は少ないですね。
まず、そういった、何に着眼するかもアイデアですが、なにかに着眼すると、同時に、きっとこんなことをすればいいのじゃないか、こんなアプローチをすれば面白そうだとか、他業界でやって成功していることを応用すればいいのじゃないかとか、いくつもの断片的な着想が浮かんできます。それがアイデアです。
しかし、そのアイデアも、実行されなければ、アイデアが浮かんだというだけのことになります。やがてそのアイデアは記憶の底に消えていきます。しかし、人の直感というのはすばらしい働きをしてくれます。アイデアと出会い、これはいけそうだという直感がひらめくと、なんとか実現したくなるのが素直な人間気持ちです。直感というのは意識下の思考の結果といわれています。さまざまな経験や知恵、また情報が潜在意識のなかに蓄積されており、それらを組み合わせて無意識のうちに考えているのですからすばらしいですね。
では、どのようにそのアイデアを実現するのかが問題です。実現に向けて、アイデアをより深く考えると、さらに実現のためには、こうしたほうがもっと良いというアイデアが浮かび、どんどんアイデアが磨かれたり、進化していきます。きっと違うアイデアも必要で、こういう工夫やアプローチも有効そうだということに気が付いてききます。そうやってアイデアを、吟味し、選別したり、結びつけたり、進化させていって収斂させたものがコンセプトです。
アイデアがコンセプトとして収斂さされてくると、こういう世界を創りたい、こういう解決をしたいという目標や考え方も含まれ、焦点がはっきりしてきます。焦点やが定まり、目標や考え方が明確になるとっていると計画づくりのステップに入っていくことができます。実務として、何に着手し、何をどのようにすれば実行に持っていけるかという5W1Hの計画を構築していきます。
コンセプトを生む出すというのは、決して簡単ではありません。それこそ知恵と感性の総動員が必要です。贅肉を落としていく際の悩みも決断も、強い意思も必要になってきます。
どんな緻密な計画も、コンセプトが間違っていれば、多くの人たちをミスリードしかねません。コンセプトを生む出すというのは、リスクを抱えた、真剣勝負の世界かもしれません。