総務省が6日に発表した「平成16年版 情報通信白書」によると、国内のブロードバンド加入者数は3月末で1495万に到達した上、月額料金は海外各国より大幅に安く、日本のブロードバンドが世界最高水準に達し、「いつでも」「どこでも」「何でも」「誰でも」ネットワークを活用するユビキタスネットワークが実現されつつあると報告されています。
ブロードバンド加入数を前年比で見ると、平成13年度には4.5倍、平成14年度2.4倍、平成15年度で1.6倍と、伸び率はやや落ちてきたように思えますが、人口当たりの普及率がまだ10%を切っており、まだまだ本格的な普及がはじまったばかりで、さらに飛躍的に伸びていく可能性が伺えます。ちなみにブロードバンド普及率が世界トップの韓国は、20%をこえてます。
個人だけでなく、企業のインターネット普及もどんどん伸びてきました。いまや82.6%の事業所がインターネットを利用するようになりました。つまり、本社だけでなく、工場や営業所もほとんどがインターネットで繋がったということです。
4年前に、インターネットを通して、ソフトの利用を提供するサービス(ASP)を、営業部門むけに始めたのですが、当時はソフト内容にご関心を持って頂いても、「まだ当社の営業はPCを持っていないし使えない。インターネットも本社しか利用できない」といったことで断られることがほとんどでした。それが昨年あたりから大きく状況が変わってきました。PCの価格も接続料も安くなり、逆にそういった整った環境を、業務のなかで活かしていこうという気運を肌で感じます。
OSなどの基本的なソフトや基本的なシステムは、海外に依存する日本ですが、こういった環境が整ってくると、応用は得意ですから先が楽しみです。さらに、日本はさまざまな機器を開発する技術力が高く、ユビキタスネットワークで世界をリードする日もそう遠くないかも知れません。

↓おひとり、おひとつのクリックが私の元気の素になっています。
 人気blogランキング
ありがとうございます。(^_^.)