大阪のイメージ』で全国調査の結果、「大阪」で連想される言葉のトップが「たこやき」だと書きました。
大阪人としては、苦笑いするしかないのですが、しかし、この結果は素直に受け入れましょう。居直りではありませんが、なにを隠そう、「たこやき」はやはり関西が誇る食文化なのです。
「たこやき」を全国で、深く語っていただくために、生まれも育ちも関西人の私の知っている限りを書かせていただきます。
大阪で一番おいしい「たこやき」といえば、どこだと思われますか。決まっていますよ、それは。それぞれの家でつくる「たこやき」、お袋の味、一家の味です。大阪ではどこの家でも「たこやき器」があります。常識です。
我が家の娘は、コロラドに留学しましたが、その際にやはり、必須アイテムとして「たこやき器」をもっていきました。それが空港でひと騒動になってしまったそうです。「たこやき器」は鋳物なので、金属探知機にひっかかる。それだけならいいですが、「たこやき」を返す「キリ」が凶器と間違われ大騒動になったそうです。

ルーツは明石か?
さて大阪のシンボルともいえる「たこやき」ですが、ルーツはどうも「明石だこ」で有名な兵庫県明石の「玉子焼き」らしいのです。明石の「玉子焼き」は大阪でも「明石焼き」として親しまれていますが、違いは、明石の「玉子焼き」が、銅製の板でやわらかく焼き、出しにつけて食べるのに対して、大阪の「たこやき」は鋳物の板で焼き、表面をかりっと仕上げます。
明石市内の玉子焼き調理器具の製造を一手に引き受ける「ヤスフク明石焼工房」が創業約百二十年、大阪の「たこやき」の元祖といわれている「会津屋」の創業が昭和8年ですから、やはり明石をルーツとするほうが自然でしょう。

元祖はソースをつけない
「たこやき」というと、ソースをつけ、最近では好みでマヨネーズをつけます。そこに青海苔とカツオ節の粉を振りかけるというイメージが一般的です。
しかし、大阪の「たこやき」の元祖である会津屋では、ソースはつけません。うっすら醤油味がついています。
会津屋も有名ですが、ほとんど店の名前が知られていないのに、有名なのが北新地本通りの御堂筋からはいったところにある「たこやき屋さん」です。ここもソースはつけません。私も、そっち方面に行ったときはお土産に買って帰るのですが店名は覚えていません。ホワイトソースを使っているのか、中がグラタンのような感じで、なかなか冷めません。

雑誌情報には首を傾げる大阪人
よく雑誌で大阪の有名「たこやき店」が紹介されていますが、「たこやき」好きの大阪人としては、「ウソッ!!!」といいたくなる店が紹介されていることが多く、「なんであんな店に並ばはんのやろ?」ということになります。雑誌の「たこやき屋」情報はあまり信用できませんね。

おいしい店を見つける楽しさ
これは、自分の足と鼻と直感で見つけてください。ラーメンと一緒です。会津屋も本店は「玉出」という観光でこられる方は、なかなか足を運ばない下町にあります。おいしい店はたいてい下町の片隅にあるのです。それだけ「たこやき」は庶民的なグルメの世界なのです。あなたも探偵団になって、おいしい「たこやき屋」さんを発掘してみてください。
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