ヨットで単独無寄港世界一周にチャレンジし、71歳で帰港された斉藤さんは、最年長単独無寄港世界一周の世界記録を樹立されました。産経で特集が組まれていますが、故障続きで大変だったようです。
翌日には、堀江謙一さんが東回りでやはり単独無寄港世界一周をされて帰港されました。堀江さんは、西回り、縦回りにつづいて三度目の世界一周でした。斉藤さんは最年長での世界記録ですが、最年少で単独無寄港世界一周をやってのけたのが、白石康次郎さんです。1993年に26歳で達成されています。これで最年少と、最年長の記録を日本が持つことになりました。

孤闘―Fighting Alone

七つの海を越えて―史上最年少ヨット単独無寄港世界一周

白石康次郎さんのお話は以前に幾度か伺っており、また航海のようすをビデオなどで見せて頂いたことがありますが、嵐に遭うと、ヨットの世界はすさまじい修羅場であることが伝わってきました。そんな映像を見たことがあるので、斉藤さんが「出航直後、三つの寒冷前線と二つの台風接近が相次ぎ、高さ五−八メートルの波が五日間も続く大時化(しけ)に見舞われた。いきなりヘッドセールが破れた」といった状態に見舞われたということを読むと、よくもそういった状態に耐えて航海をされてこられたのだとだただた感心するばかりです。
こういった冒険家の人たちは私たちに夢や勇気、チャレンジする心をインスパイアしてくれます。ちょっと書くのが遅れましたが、素晴らしい記録に心から拍手したいと思います。書いているうちに思わずロッドスチュアートの「セイリング」を口ずさんでしまいました。大好きな曲で、アルバム「アトランティック・クロッシング」の最後に収録されています。
私たちのビジネスという航海の旅もまだまだ続きます。実りある航海にしたいものですね。


アトランティック・クロッシング



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