歳出カットしていかなければ、10年後の消費税率を19%にして、やっと基礎的財政収支(プライマリーバランス)がとれるという試算が財政制度等審議会の分科会からでました。(FujiSankei Business i記事参照)間違っても、それで累積赤字が減るという錯覚はしないでくださいね。それだけ増税して収支がとんとんになるだけです。どうひっくり返っても税金はあげないとやっていけない状態ですが、現実的には増税はなかなか切り出せないようです。

「竹中チーム」の4人の経済学者がまとめた経済財政諮問会議の「日本21世紀ビジョン」(新しい躍動の時代−深まるつながり・ひろがる機会)はまだ見てないのですが、どうも楽観的すぎると評判が悪いですね。結局具体的に増税と歳出カットが切り出せない弱みです。そりゃあ、そうでしょう。増税を切り出せば選挙で負け、歳出カットすれば利権が減る。そう考える政治家が多いでしょうから進みません。
毎日新聞4月24日の社説でも「目標実現に至る道筋が極めて不透明なのだ。歳出削減も漠然としているし消費税など税収をどうするか具体的な記述はない」と厳しい注文が付いています。
きっと誰も鈴をつける役割をしたくないのでしょうね。でも鈴をつけずに、本当に財政改革をやらないと、ますます借金は増えるばかりです。いまや泥の船となってしまった日本丸は、さらに危険水域以下まで、どんどん沈んでいってしまいます。
国民の負担率が先進国と比較してまだ決して高いとはいえない今の内に、国民にきちんと説明し、具体的な選択肢を出して選挙しないと、いつまでも鈴をつける勇気のある人はきっと出てこないでしょうね。
自民党さんも民主党さんもしっかりしてくださいね。そfれはそうと、そろそろ郵政民営化問題を機に政党再編してほしいものです。「意見は違っても最後はまとまるのが自民党」かもしないですが、それは選挙目当てということ。根本的に理念も政策も違うのだから同じ政党というのでは、国民を欺くことになりませんか。

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