TBSのホームページのスポーツコラム「DUGOUT」で朝日、毎日、読売などの新聞社の記事やコラムが盗用されたことが発覚し、それを当初TBSは、外部のフリーライターがやったこととしていたと発表しました。しかし、実は、編成制作本部スポーツ局の「担当部長」の肩書を持つれっきとした社員が書いていたという事件は、皆さま存じですね。
TBSのこの不祥事は、いかに放送局のホームページの片隅で起こったこととはいえ、盗用は盗用であって、しかも隠蔽体質だと非難されてもしかたないことであることは間違いありません。
この「担当部長」には悪いですが、おそらく読者も、社内の誰もほとんど見向きもしなかったコラムではなかったのでしょうか。だから長い間、盗用が繰り返されていたにもかかわらず、誰も気が付かなかったというのが本当のところじゃないかとと思います。いわゆる重箱の隅ですね。
もちろん、いかに重箱の隅であれ、道義的にも問題があるといえばありますが、常識的にはTBSはすでに社会的な制裁を受けたと思うのですがどうでしょう。


しかし、読売新聞はしつこいというか、よほど暇なのか、わざわざ今日の社説[TBS盗用問題]「報道倫理に対する背信行為だ」でこの問題を取り上げています。「過度の引き写しは、盗用にほかならない。元の記事やコラムの下地となった筆者の取材、創意工夫、ジャーナリズム精神までをも踏みにじることになる」というのは、ごもっともです。正論を展開し、最後は「私たちも、自戒したい」と締めくくられてはいるのですが、それならば読売新聞社内で社内教育を徹底すればいいことじゃないでしょうか。
社説で取り上げる限りはよほどの盗用だろうなと思って調べてみました。読売新聞の社説と同じぐらい暇人だという、そしりは免れないでしょうが、気になると、調べてみるのがマーケッターの本能なのでご勘弁下さい。


こちらが盗用された読売新聞のコラム
4月25日付・よみうり寸評

こちらが盗用したTBSのコラム
編集長コラム「DUGOUT」2005年4月27日(水) 黄金週間

読み比べると、確かに盗用されていると思いますが、皆さんはどの程度の問題だと判断されますか。
それよりは、あのJR西日本の記者会見で、まるでヤクザのような口調の記者がいましたが、読売の記者であることが判明しています。ジャーナリストにとって盗用は、確かに大きな問題だとは思いますが、自社の恥ずかしい行動には何も触れないというのはいかがなものかと思います。人を責めるが責任はとらないというのがジャーナリズムでは、いかにも健全ではありません。少しでも優位に立ったら、鬼の首でもとったようにたたみかけるように非を責め、相手を攻撃するマスコミというのはやはり怖い存在ですね。

もし、私のたんなる見落としで、読売新聞記者の社会人として恥ずべき態度についてすでにとりあげ謝罪していらっしゃったらご指摘下さい。

追記:読売新聞がお詫びを表明していたことをコメントで教えて頂きました。確かに「脱線事故会見巡る不適切発言でおわび…読売・大阪本社」として大阪本社社会部長の署名ででていました。

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