北前船北前船は、江戸時代中期に登場して本土の各地と北海道を結び、明治20年代から衰退し、やがて姿を消します。
石川県の加賀市にある北前船資料館に行ってきましたが、その敷地が1000坪という建物は当時の隆盛振りを忍ばせます。北前船が登場したのは、造船技術の発展でした。しかし、北海道の鰊が取れなくなったことなどの理由が重なったとはいえ、北前船が消えていくのも、電信・電話という通信の発展や鉄道の発展によるものでした。
北前船は、単に物流を担っていただけではなく、それぞれの寄港地で商品を買い付け、また売りさばいていくという商業の役割もになっていました。通信の発展によって、それぞれの相場価格が分かってしまい、ぼろもうけできなくなります。
昔から時代が変わると、いかに繁栄していた産業も、また会社の寿命もやってきます。テレビでもやっていましたが、ダイエーの中内さん、マクドナルドの藤田さん、西武の堤さん、NHKの海老沢さん、ソニーの出井さんとこの4年ほどで次々にカリスマ経営者の人たちが消えていきました。大きいことはいいことだった高度成長期から時代が変化してしまったにもかかわらず、新しい時代の舵取りがうまくいかなかったからでしょう。大きな時代の境目に私たちがいることを象徴しているようです。

ところでこの北前船をグーグルで検索してみると、富山市の岩瀬小学校の6年生による「北前船のふるさと岩瀬」という題名の研究がホームページにアップされていました。よくまとまっており、小学生もこれだけできるのだと感心しました。

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